打ち上げ花火 (詩)
闇を焦がす大輪の花
瞬きする間に散りゆく
息絶えるまでの
その散り際の美しさ
じっと見届ける
パラパラ、という残響を残し
花火の残滓が闇に溶けてゆく
実体がなくて儚い
一炊の夢
散りゆく命
人生と重なる
(Xの、深夜の二時間作詩に投稿しました)
闇を焦がす大輪の花
瞬きする間に散りゆく
息絶えるまでの
その散り際の美しさ
じっと見届ける
パラパラ、という残響を残し
花火の残滓が闇に溶けてゆく
実体がなくて儚い
一炊の夢
散りゆく命
人生と重なる
(Xの、深夜の二時間作詩に投稿しました)