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詩(うた)2nd

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ポエム的な詩の様な 短い気持ちを綴った作品 です。
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2022年2月の記事一覧

私の気持ち

私の気持ち

すれ違う度心臓止がまる

何度か話はした事あるけど

殆ど挨拶程度なの

本当はもっと話がしたい

けど

スキって気持ちがバレるの恐い

出来れば知って欲しいけど

知られた後が大変だから

アナタに振られたくはない

だったら今の儘がいい

でも付き合えるならもっといい

周りは………

付き合っても振られても周りが恐い

皆に何て言われるか

付き合えたなら口止め出来る

振られた時はどうす

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すくい

すくい

一直線に見つめる 眉間にシワを寄せて

目線は絶対に逸らさない何があっても

気を許すと逃げられる油断は無い

すり抜けさせやしない絶対に

チャンスは何度も訪れない

必ずお前を仕留めてみせる

フットワークがハンパない

目で追うのがやっとだなんて

お前の相手は私と言ったろ?

他に浮気はさせないぞ?

私の右で仕留めてみせる

目線は絶対外さない 

集中力には自身がある

覚悟するのはお

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ひこうき雲

ひこうき雲

君の右に並び立ち 左腕を肩に回す

泥だらけの顔をして 右手を空に突き上げる

真っ白な笑みと 真っ白な君の齒

二人で指差すひこうき雲

泥だらけの洋服で キズだらけのその顔で

止まない笑顔で あぜ道を歩く

がむしゃらに走る 何も考えずに

どこへ行くのか 目的もなく

ただひたすら追いかける

長くのびた一筋のひこうき雲

辿り着いたその先に

待ち受けていたキレイな虹が

ゴールのテープ

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両の目から零れる泪

両の目から零れる泪

何も変わらない通い続けた道

黄昏時

フラっと立ち寄ったコンビニ

意味も無くおにぎりを買う

下を向き背は丸め

存ぜぬ我が身をただ思い

どこまでも続く長い階段

一歩一歩思い出を

一歩一歩辛き日を

ただそれだけ┄┄┄┄

存在しない

ただの空気

そして両の手を広げ空を見る

瞼を閉じて心を閉ざす

震える唇

小さく息を吐き

鳥の様に空を飛ぶ

冷たく暗い闇

繰り返し呼ぶ声

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待つ春

待つ春

少し肌寒い日

縁側に腰を下ろし

湯呑を抱え熱い茶を啜る

庭の梅花を眺め

また茶を啜る

ふと膝の上に猫が座り

私は優しく頭を撫でる

そして引っ掻かれた

鳥の囀りを聞きながら

再び梅花を見つめ茶を啜る

膝下でアクビをした猫

おでこを突付こうと指を出すが

今度は噛まれた

二羽の雀が梅の木に来た

湯呑を二度回すと雀達は

落ち着く暇もなく飛び立った

温くなった湯呑を見て茶を啜

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インディーズ小説家の作詞

インディーズ小説家の作詞

私があなたに言えない事

あなたと共に過ごした2年
ずっと思ってた事がある
気付いていないと思うけど
止めて欲しい事なんだ

脱いだくつ下放り投げる
食べた食器を片付けない
ゲームばかりで私を見ない

そんな事は言えないけれど
私の気持ちは分かって欲しい
あなたが気付けば私はきっと
今よりずっと好きになれる

Do you love me?
I deeply love you

私はあなたを手放せ

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届ける気持ち 届けた気持ち

届ける気持ち 届けた気持ち

大きな想いで掻き混ぜて

大きな願いで型に嵌める

大きな愛で焼き上げた

手渡すまでが効果な呪文

一口食べたその後に スッと祈りは消えて行く

時間制限が付いたChocolate Cookie

本番まで時間が無い

何度も何度もパーツを合わせ

今年こそはと右手を握り

気持ちとエプロンが宙を舞う

絶対に喜んでくれる

甘いの苦手と言っていた

甘さは控えた抜かりは無い

丸や星で形を作り

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全てはこの日の為にある

全てはこの日の為にある

あなたと一緒に手を握り
   素敵な夜景を見た事も

あなたの腕に頬付けて
   桜並木を歩いた事も

波打ち際で足濡らし
   裸足で燥いで走った事も

素敵なスーツに身を包み
   高価なディナーを食べた事も

私の為にと背伸びして
   広い戸建てを買った事も

家族が欲しいと愛を囁き
   私をベットで抱いた事も

全てがこの日の為にある

あなたの為にと笑顔を作り
   いつも素直に頷い

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怒り

怒り

怒りには様々なものが存在する

思う様に事が進まなかった

予想外な事が起きた

思いもしない事をした

思いもしない事をされた

考えもしない事を言った

考えもしない事を言われた

自身で起こしてしまう事

他人にされてしまう事

情けや思いやりからも

人は綺麗事だけで生きてはいない

善悪を葛藤しながら生きて行く

時には甘く

時には厳しく

何かの所為にしながら

自信を納得させながら

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術  みち

術 みち

人生の選択肢

朝目が覚めてから全てが始まる

右足から起き上がる

左足から起き上がる

顔から洗うか

歯を磨くか

朝食はパンか

それとも米か

扉の前に立つ時も

右手で開けるか

左手か

全ての行動に標す術がある

果たしてその選択が正しいのか

誰も知らない

誰も知りえない

自身さえも

そうして人生を終える

正しき術を知らぬまま

迷う意味も知らず

           

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愛を知った

愛を知った

愛を知ったから
       夢を持てると思った

愛を知ったから
       今が楽しいと思えた

愛を知ったから
        明日が待ち遠しいと思えた

愛を知ったから
       自分が綺麗だと思った

愛を知ったから
       文字打つ喜びを覚えた

愛を知ったから
       花が綺麗だと思えた

愛を知ったから
       虹を見て涙が零れた

愛を知ったから
    

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リバース

リバース

表と裏
    陰と陽
        前と後
            光と影
                善と悪
                    生と死
暑と寒
    愛と憎
        言と沈
            喜と悲
                浮と沈

そして   アナタとワタシ

人はどちらにしか選択出来ない

然しどちらもまた選択出来る

共にどちらも得られ

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愛の詩

愛の詩

雲が流れて  海がささやく

波が崩れて  風がささやく

鳥が囀り      山がささやく

耳元で優しく  君がささやく

私の心に問いかける
君に取って私は何?

小枝が弾けて  炎がつぶやく

雫が滴り          水がつぶやく

陽が沈み          月夜がつぶやく

私の手を取り君がつぶやく

私の全てに問いかける
私に取ってあなたは何?

囁き呟くその声に
指と指が絡み合

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詩 「お題」週間・缶詰

詩 「お題」週間・缶詰

あなたと出会い愛を知った

見詰め合い 語り合う

手を繋ぎ  抱き締める

唇を重ね  一つになる

何でもない事の様に
繰り返し繰り返す週間

目的が分からぬ儘
自分を見失いながら

そして沢山の思い出が出来上がる

一つ一つを優しく掬い
小さな缶詰に押し込んだ

二度と開ける事のない思い出として

あなたと初めて会った
あの思い出の木の下に