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待つ春

少し肌寒い日

縁側に腰を下ろし

湯呑を抱え熱い茶を啜る

庭の梅花を眺め

また茶を啜る

ふと膝の上に猫が座り

私は優しく頭を撫でる

そして引っ掻かれた

鳥の囀りを聞きながら

再び梅花を見つめ茶を啜る

膝下でアクビをした猫

おでこを突付こうと指を出すが

今度は噛まれた

二羽の雀が梅の木に来た

湯呑を二度回すと雀達は

落ち着く暇もなく飛び立った

温くなった湯呑を見て茶を啜る


膝下の猫を撫でようと

手を出すが

猫はもういなかった

小さくため息を零し

庭の梅花を眺める

茶を啜りまだ来ぬ春を待つ



読んで頂きありがとう御座います😄
歳の所為ですかね?
何か独り身って事もあって
庭に咲く花を見ながら一人静かにお茶を啜る
そんなのを想像してみました😃
詩の中に猫が出て来ましたが
実は私猫ちゃんとはとても相性が悪いのです🥲
野良だけでなく、飼い猫も
自身で飼っていた猫ちゃんでさえ
引っ掻かれたり、噛まれたり
時には威嚇されます😭
犬派なんですけど、猫も嫌いじゃないのに
きっと猫ちゃんは、私が犬派に嫉妬してるのでしょうね?😃
最近寒さが増して来たのも
この詩になったのもあるかもねしれません🙂

良き悪き関係なく、皆さんのコメント待ってます😃

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