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王者、intelはどこまで凋落するのか?
さて、2024年もそろそろ9月の後半、猛暑も過ぎてやっと涼しくなりつつあるころだろうか。
相変わらず、半導体産業の動きが活発である。
その中でも目を見張るのが、ここ数年のintelの凋落ぶりである。
過去にはwin-tel連合としてMicroSoftのWindowsとガッチリ手を組み、1990年代のダウンサイジングの波に乗り、当時、大型、汎用機をメインビジネスにしていたIBMをwin-tel
熱い半導体を巡る国家間の戦い
ここ数年、半導体を巡る動きが激しいが、1980年代の日本企業が半導体市場で覇権を握っていた時代から、日米半導体摩擦による没落。
その後、現在に至るまでの地政学における半導体工場の進出。
何故、熊本にTSMCなのか?
中田敦彦が非常にわかりやすく説明している。
日本企業が1980年代に世界の半導体製造でトップだったころに学生を卒業、社会人になった自分はその時代を現在までずーっと見てきた。
自分の
日の丸半導体、復活になるのか?
ここ最近、半導体産業の動きが激しい
九州熊本にTSMC誘致に続いて、北海道千歳にラビダス誘致の話もだんだん具体的になってきた。当初、九州熊本TSMCに比べ2桁少ない700億円のくらいの投資で、半導体産業にして少なすぎ。大丈夫か・・・?と思ったが、最終的に2028年まで7兆円ぐらいの投資になった。7兆円なら十分戦えるんじゃないか?
ここで、半導体ネタをいくつか。半導体産業といっても、様々で結構、
電子立国日本の凋落と失われた30年
ここ最近、日本での半導体産業の動きが激しい。
元々、日本は1980年代〜1990年代前半までは「電子立国日本」と呼ばれ半導体産業で正解的にも50%程度のシェアを保持しててい、絶対的に有利な立場だった。
だが、今はその影もない。このグラフを見ると日本の半導体のシェアの落ち込みぶりの凄さがわかる。
そして、日本が落ち込んでいるグラフの期間が、日本の「失われた30年」と言われる期間と一致する。他国