私について
プロフィールに自分の事を全く書いてなかったので私について書いてます。
私は二十歳まで福岡県北九州市で育ちました。学生時代は陸上・器械体操等々スポーツは大好きで得意な方でもありました。
幼い頃はどちらかというと病気しやすくてあまり健康とは言えない体質でした。高校2年生の時に熱がでるのがイヤで、自主的に扁桃腺の手術もしましたが、私の部屋に入院していた人が全員、癌だった事は衝撃的な経験でした。
大学卒業後は会社員をしていましたが、
人生色々で結局、今の仕事につくことと
なりました。
現在私は柔道整復師の資格をもち整骨院を運営しています。治療内容は保険診療も行いますが、保険適用外の症状の対象者が多く来院されます。
例えば慢性的な痛み、内科的原因の症状や精神的な症状、トップアスリート(日本代表)のスポーツ障害等々です。
治療内容は数年前から今までとは大きく異なり、あまり肉体に刺激を与えるような治療はしないようになりました。
どちらかというと、イメージ的には気功のような感じに近い治療です。
あまり体に触れないで治療します。患者さんに自ら体を動かしてもらいながら痛みや症状の変化を確認しながら治療を進めることもあります。
さらに不思議な治療としては、私から距離がどんなに離れていても治療を施せる遠隔治療ができます。ここまで読まれた方は、この先読む人と読まない人に別れますね(笑)
私は以前から自分のイメージによって患者さんの体の動きや痛みに変化をだせる能力がある事に気がついてました。
私には師匠がいません。だから自分で課題をクリアするしかなかったのです。
しかし未知なるチャレンジは毎日とても楽しかったです。
なぜそのような治療スタイルになったのか?
まず治療院なのでお薬は使用しないで改善する為のサービスを提供することが基本的な考え方にあります。どの治療院でも医療器械・針・手技等の道具を使用します。これは人体に刺激を施すという事です。
人体に刺激を施した結果が良いのか良くなかったのか?はおいといて、治療家がバランスの崩れた状態の患者さんに刺激を施している。という事です。何か違和感を感じますか?
人は本来、バランスを崩したとき健康維持を調整するための機能を持っています。その症状や病気に対して何を施すことで改善するのか?を考えた時に人の体はそれぞれに個体差があり、そして施し加減、施し方が重要なポイントになる事に気が付いたのです。
そして人(患者)も自然そして動物であり自分で治していることが常に基本であること。必要以上(治療家のエゴ)の施しをしないことが、最も改善の近道であることにいきづいたのです。必要以上(治療家のエゴ)とは、早く効果をだそうという意識です。症状や病気を診るのでななく、体の調和を診るのです。
喘息の患者さんを例えると、咳に苦しんでいるわけですが空気(酸素)を吸えなくて苦しんでいる。気管が狭くなって苦しんでいるんですが、自律神経が緊張しているんです。普段の姿勢が肩をあげて、息を吸っているように胸を膨らませた姿勢になります。しかしなぜ気管が狭くなるような事になるのか?それは公害やアレルゲンといった事が原因にはなるのですが、本質的には違うところに原因はひそんでいます。ヒントは姿勢です。健康な時に考えればわかるのですが、この姿勢はどのような時におこるでしょう?
ここでは回答は控えさせてもらいます。公害やアレルゲンはきっかけにすぎません。公害やアレルゲンがあっても健康な人がたくさんいますよね。 見えないもの診るとはこのことです。公害やアレルゲンは見えます。 しかしなぜそれに気管が反応する人としないに分かれるのか?ここが見えない重要なところです。
私もそんな事を日々考えて20数年がたちました。患者さんがすべて納得いくように改善できればというより、少しでも本質的な健康に近づけてあげるには何をして差し上げればよいのかを探求しています。