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2024年6月の記事一覧
作詞/詩 「混濁の夢」
「混濁の夢」
わざと横を通り過ぎたってこと
気付かれないように
全部いつも通り過ぎ去って行って
無かったことになるし
それでも 高い靴をはいて
それでも 足りない背をなおして
あなたとすれ違う毎日
何色に溶けたらいいの?
夜の黒 昼の青
どこでもいいから混じらせて
そしてあなたに映りたい
こぼした言葉以外に 想いがあるけど
飲み込んだ
こぼれた言葉 意外に重い 言った側から
落ちてった
作詞/詩 「うわがき」
「うわがき」
「忘れないでね」なんて、言ってなかったことにならないかな
「忘れてよね」なんて言って、無かったことにならないかな
今はもう言いたくても言えない立場だけど
私の事を全部忘れてくれたら
もう1度あなたの前で好きと叫べるのにな
最後に2人だった時を思い出す
すがりついて呟いた私の
「忘れないでね」なんて、言ってなかったことにならないかな
我に返って手離して あなたに
「忘れてよね」
作詞/詩 「kissは夢」
「kissは夢」
片耳だけ布団に埋めて
浮いては沈むあなたを聴いて
私に気付いて欲しいけど
ここで目が合ったことはないから
今日もまた夢で終わる
ねだられてないのにら尽くしたくなると思ったら
そろそろ危険?
私からすると 喜んだよね
私からすると
それだけの関係と言うのは嘘になる
それだけ好きだったから
片側を違う人にして
揺れては進む2人を魅せて
私に気付いて欲しいけど
ここで目が合っ
作詞/詩 「見栄っ張り」
「見栄っ張り」
笑ったらこぼれちゃいそうな程
好きなあなたが
走ったら落としちゃいそうな程
愛の気持ちが
あなたのリズムにつられて速さを変える
あなたの鼓動に追いついて重なり合う
あなたのためなら
嫌いなコーヒーだって飲めるし
大好きな砂糖も我慢する
あなたの前では
いつもと違ういつも通りを見せて
止まったら溶けてしまいそうだし
好きで私が
泣いたら薄まってしまいそうだし
好きな気持ち
作詞/詩 「夏の後味」
「夏の後味」
息が上がる
ちょっとその毛先の速さに追いつかない
りんご飴の次に始めたい そしてそのまま
口の中 甘いままで終わりたい
最後に残したい味は 決まってる
声を溶かして 息を重ねて
あなたに私を混ぜたら しっかり馴染むかな
色が流れて 夏を飾ったら
ほら心の奥をなぞって ずっと覚えていて
音が上がる
ちょっと恋しすぎて心が追いつかない
かき氷の後に始めたい そしてそのまま
舌の
作詞/詩 「雪溶け」
「雪溶け」
朝が冷たくなったねと 抜け出せない眠りの中
次は何て言う?と 遅刻の言い訳探すのです
時々確かめるように私をかたどる
その掌が愛おしい
横で覚めていく瞼を見れた方がキスする係
あなたは寝たフリ 私は見ぬフリ
顔の端が笑ってく
息に色がつく季節 二度寝と寝返りばかりで
昨日ドアの外で集めた冬は溶けてしまったね
真夜中逃げ出した私が残したシワを
たぐり寄せては目を開ける
夢に落