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【自由律俳句】この先の展開を知った上で泣いてるやん
若いカップルの会話に薄いミルクボーイ
生意気にも表参道を一本入った道を歩いていた。「落ちた金木犀はもう、ヤニみてえだな〜」と頭の中で納言の幸を召喚してみたり、一人は一人で楽しい。その目の前を歩くカップル(最近は自分より年下のカップルが増えた!)が、
👨「地図ではここにあるって書いてるよ」
👩「無いじゃん!え、待ってこの後ろ?(ファミマの看板を発見)」
👨「ほらやっぱあんじゃん!」
👩「ほな
不味かったけど脂肪と糖でできていた
いつでもやめられる読書
ここでの空は晴れ
唯一の男だと気付く
紐一本が信頼の証
拳も見えた「夢語ろう」
陰影の動向を看守
腐った水で炊けた朱(あけ)
ビハインドでクローザー投入のような
スリッパに至る軌跡
かじったスコーンと隕石
名詞に至る考察
痛みが即ちベースライン
未知の有名と対峙
惑星と昆虫の明晰夢
冷たさの手柄
言葉はやうやう熟して
説明不可のがいねんを棄却