凡人Building

才能に恵まれない凡人のボディメイク。 やればやるほど、良くなるのが才能がある人だとする…

凡人Building

才能に恵まれない凡人のボディメイク。 やればやるほど、良くなるのが才能がある人だとすると、凡人はやってもやっても、筋肉が裏切ってくる。 そんな現実を受け止めつつ、それでも楽しく身体づくりに励みたい。 競技:JBBF Men's Physique

最近の記事

  • 固定された記事

凡人Building

ボディビルやフィジークを中心として、男女ともにボディメイク競技に取り組む人がとても増えている。 自分も、魅力を感じて競技を始めた一人。 しかし、現実はなかなかうまく体づくりがいかないことが多い。 どうすれば、身体づくりがうまくいくのか、うまくいかないのか、自分の感覚や思考を磨きながら、体づくりをなるべく楽しみながら続けたいと思っている。 大事にしたい考え方。 筋肉を大きくしたい、綺麗に筋肉をつけたい、という願望があるにも関わらずなかなか手に入らないという現実の人の方

    • 凡人は、広背筋に対する理解を深めて発達させよう①

      今回は、具体的な記事ではありません。 自分語りおじさんです。 背中は、多くの凡人が苦手としやすい部位の一つだとおもう。 ボディビルでいう背中というのは、広背筋、僧帽筋、脊柱起立筋あたりのことを指す場合が多いですが、ここから2記事を通じて、特に多くの人が悩む広背筋について凡人である私自身も書きながら理解を深めていきたい。 週に一回、背中を回せたとして、一年間は52週間なので、背中のトレーニングが52回できるわけですが、トレーニング歴が仮に10年差があったとしたら、520回

      • 凡人は、反り腰だから肋骨がガバッと開いているって本当?

        凡人は、しばしば自分のことを反り腰だという。 「反り腰で、肋骨がガバッと開いてしまっているから腹圧が入らないんだ」 とよく、こういった悩みををもつ凡人トレーニーはとても多いと思う。 これは、私も最初は猛烈にそう思っていたけど、最近は半分合ってて、半分間違っているのかな?と思っている。 どういうことかというと、肋骨がガバッと開いているのは合っているんだけど、その原因が、反り腰だから、というところで疑問が残るというのが私のスタンスです。 まず、「肋骨がガバッと開いている

        • 凡人は、筋肉をつけようとする気持ちだけでなく、機能改善しようとする気持ちも持ちたい

          今回は、特に具体的な記事ではありません。 競技者で弱点部位が効くようになった、とか、一般女性でなんだか、身体のラインが太く見えるのがすっきりした、などといったことは、基本的に身体機能の向上で良くなるケースが多い。トレーニングを闇雲に行うよりも。 骨格ラインとかいわれるとなんだか怪しんじゃいますが、石井先生は「関節の安定性を向上させる」という意味で言われています。 つまり、広い範囲でいうと身体機能だと思います。 最近、トレーナー業界でコンディショニングといえば!と言われる

        • 固定された記事

          凡人は、そもそもトレーニングのセットに入る前の姿勢コントロールが悪くて、筋肉がつかない

          ゴールドジムで最も有名なトレーナーの一人である、渡辺実さんのYoutubeチャンネルを見ていると、筋肉がつかない、絞れない人の特徴として、トレーニング中に「座っているやつ、寄りかかっているやつ、舐めてるやつ」という3点セットをよく仰っております。笑 このニュアンスというのは、シーテッド種目をやっている人というわけではなく、セットに入る前のポジション作りに対して何も考えずにぐちゃっと座ったりしてセットに入っている人というニュアンスだと解釈しています。 例えるなら、デスクワー

          凡人は、そもそもトレーニングのセットに入る前の姿勢コントロールが悪くて、筋肉がつかない

          凡人は、姿勢分類に自分を当てはめて硬い筋肉と弱い筋肉を分けないほうが良い

          姿勢分類の考え方は、参考になる部分もあるけど、そうならないことも多々ある。自分が最初、それにどっぷり浸かったからこそ、強く感じる。 例えば、下位交差症候群。いわゆる反り腰のこと。 反り腰だと、骨盤の前傾をさせる股関節屈筋や脊柱起立筋などは硬くなり、骨盤の後傾させるハムケツや腹筋群が伸びて弱くなる。とされている。 もちろん、それは考え方としてその通りなんだけど、現実本当にそうか?となる。 こういう人に、たとえば股関節の動きを行ってもらった時に、股関節の屈曲に問題があると

          凡人は、姿勢分類に自分を当てはめて硬い筋肉と弱い筋肉を分けないほうが良い

          凡人で、ブルガリアンスクワットに左右差がある時にできること。

          凡人はしばしば、ブルガリアンスクワットでどちらかの脚はできるのに、どちらかの脚は不安定みたいなことがよくある。 今もどこかのジムでトレーニング始めたての方がトレーナーにブルガリアンSQを教えてもらったが、そもそもバランスをとって立つことができなくて、どうしようみたいになってる場面が1つや2つあることと思う。 バランスはそもそも、視覚、前庭覚、体性感覚の協力で成り立っているから、筋肉とか関節の使い方だけで一概に言うことはできないのだけれども、筋骨格系でこんなコンディショニン

          凡人で、ブルガリアンスクワットに左右差がある時にできること。

          凡人は、一旦重量という数字から解放されよう

          凡人でトレーニング記録を毎回つけていて、その更新のために日々頑張っているけど、その部位がたいして発達しない場合は、一旦その永遠と続く数字との戦いから解放されたほうが良いかもしれない。 そんなのは苦しいだけ。ドツボにはまってしまう可能性だってある。 ”トレーニングの原理原則に漸進性過負荷の原則があるじゃないか” ”トップ選手で前回のノートを見てそれを絶対に超えるというマインドで取り組んでいる選手がいるじゃないか。それを真似したほうが良いに決まっている。” と、いわれたら

          凡人は、一旦重量という数字から解放されよう

          凡人で、胸椎の伸展がうまくできない場合、むやみやたらにフォームローラーでやる前に見直したい部分

          見直したいのは、寛骨の後傾(相対的な股関節の伸展) もちろん、それだけではないのは承知として、胸椎に対して胸椎のアプローチをしているのに(これは、もちろんめちゃ大事)、よくならない場合に、股関節に目を向けるとよくなることも多々ある。 胸椎の伸展でうまくいかないパターンとして、今この瞬間もどこかのパーソナルジムでトレーナーが「胸椎ではなく腰が反りすぎです」といっていると思います。 胸椎の伸展を腰椎の伸展で代償しているということ、そして、骨盤までみると寛骨の前傾が過剰なこと

          凡人で、胸椎の伸展がうまくできない場合、むやみやたらにフォームローラーでやる前に見直したい部分

          凡人がコンディショニングで取り入れるのは、ピラティスとヨガ、どっちなんだい

          最近は、ピラティスの追い風が凄まじいです。 ボディメイクのためにピラティスを用いる人が増えている印象です。 ピラティスが引き締めに良さそうという理由で始める初心者の女性もそうだし、ボディビル競技に取り組んでいる人がコンディショニングの重要性を感じて始めるという意味でも。 今でこそ、ピラティスが流行っていますが、よく隣に並べられるヨガと比べるとどうなのでしょうか? 本当にピラティスの方が有効なのでしょうか? それとも流行っているだけなのでしょうか? ヨガとピラティスをト

          凡人がコンディショニングで取り入れるのは、ピラティスとヨガ、どっちなんだい

          凡人が、大会で惨敗しました

          凡人は先日、メンズフィジークの大会に出場してきました。 JBBFの先日の大会というと、ある程度限られてきますが、その中の一つに出ました。 結果としては、決勝に行けず、凡人らしく惨敗しました。笑 昨年は同じ大会で4位だったので、勝手に「来年オールジャパン行けるんじゃないか?」と企んでいましたが、全然実力不足でした。 今回、出場して思ったのは、ボディビル競技で結果が出るようになるには、トレーニーである以上に演者、エンターテイナーである必要性があると感じました。 パーソナ

          凡人が、大会で惨敗しました

          凡人が体幹トレーニングをするとき、ただプランクをしたり、ただピラティスマシンを使ったりしても・・・大切ではあるけど

          筋肉が発達しない、重量を持てない凡人は体幹がうまく使えていないことが多い。(私がよくそう感じる) 逆に、涼しげな顔で重量を持ってかつ、対象筋に刺激を与えることができる 才能のある人は体幹がうまく使えている場合が多い。 そもそも体幹とは何か、となるとピラティスで言えば「パワーハウス」といわれたりするし、解剖学的に言えば「四肢と頭部を除いた部分」、または、腰椎-骨盤-股関節-複合体(LPHC)を体幹と指す場合もあるし、武道の世界では「丹田」という言葉がいわゆる体幹として使われ

          凡人が体幹トレーニングをするとき、ただプランクをしたり、ただピラティスマシンを使ったりしても・・・大切ではあるけど

          凡人は筋力向上を目指す前に、まず筋出力不全に対してアプローチをする。

          重量も大して持てなければ、発達も遅い凡人は、ジムで、悔しさのあまりしばしば見栄を張って身の丈に合わない重量を持ったり、明らかにフォームが崩れているのに粘り続けたりするケースがある。 (毎度の確認だが、凡人は私) これは、根性があって、体づくりに対して誠実なわけではない。 むしろ、見えっ張りで根性という綺麗ごとっぽいことに逃げて、自己正当化していることの方が多いのかもしれない。 凡人は、まずそんなメンタリティから脱することが大事ですが、他の選択肢がなく、追い込む他ないん

          凡人は筋力向上を目指す前に、まず筋出力不全に対してアプローチをする。

          凡人は、トレーニング前に巻き肩改善のためにダンベルやチューブで外旋エクササイズを少しやったくらいでは、ほぼ何もならない

          毎回書いているが、これはあくまで自分へのメッセージで書いているのをご了承頂きます。 その中で、自分と同じ境遇にいる悩めるトレーニーがいたら参考になるかもしれません。 トレーニング前にチューブや軽いダンベルで肩甲上腕関節の外旋エクササイズをして、肩のウォーミングアップをしている風景はどこのジムに行ってもみられる光景の一つだと思う。 もちろん、これが悪いエクササイズだとは思わないけど、例えば、巻き肩で上半身の発達に悩むトレーニーがこれをやりまくったところではっきりいって何に

          凡人は、トレーニング前に巻き肩改善のためにダンベルやチューブで外旋エクササイズを少しやったくらいでは、ほぼ何もならない

          凡人は、肩甲骨と骨盤の後傾を獲得したい

          骨盤と肩甲骨が過剰な前傾位で固まっている凡人は、ひたすらトレーニングボリュームを増やしたり、追い込みをかける前に、そのジャンクボリュームとなってしまった時間を、肩甲骨と骨盤のコンディ二ングに当てた方が身体づくりに対して誠実、と言えるかもしれない。 (自分に向けていっています。。某メンズコーチのような・・・) ただ、骨盤も肩甲骨も、厳密にいえば静止立位でのニュートラルは後傾位でではないと考えられる。 (肩甲骨は、肩峰と下角を結んだラインが10°ほど床との垂直線に対して前傾し

          凡人は、肩甲骨と骨盤の後傾を獲得したい

          凡人は、よくある胸椎エクササイズを少しやったくらいでは大して変わらない

          凡人は基本的に代償動作が多い。 胸椎伸展を腰椎伸展で代償(腰椎の方がモビリティに富むということは一旦おいといて)し、よくある胸椎回旋エクササイズ(ソラシックローテーションやブックオープニングとして知られる)を肩関節の水平外転で代償しているということが多くなりがち。 腰椎の伸展で代償が強い人は、腰椎の屈曲モビリティ向上や分節での制御ができるようになること、そのために広背筋や脊柱起立筋群、股関節屈筋群の過緊張の改善、腹筋群やハムストリングの活性化が必要になる。 そうなると、

          凡人は、よくある胸椎エクササイズを少しやったくらいでは大して変わらない