「世の中こんなもんよ」という大人たちの口癖は正しいのか?
ずばり、間違っている。
結論を先に申し上げましたが、なんでこんな話をするかというと、先日他店舗のスタッフの言葉でこんなことを耳にしたからです。
そのスタッフは中年の女性で旦那との中も悪く離婚を考えているようで、一区切り着いたら離婚しようかと思っているらしく。
それを若いスタッフに「結婚なんてこんなもんだからね〜」と漏らしているそうで、なんてこと言うんだと、僕は思いました。
大人たちの常識に納得してはいけない
大人たちの意見を聞いて話半分に聞く子もいれば納得してしまう子もいます。ここで絶対に納得なんてしてはいけません。
そもそも大人たちの言っていることは常識ではありません。
僕の言っていることももちろんそうで、単なる一意見です。
大人たちの言うことの中には確かに多数の意見ではあるでしょうが、それは限りなく抽象的な意見で、常識ではなく多数の意見。もっと言えばあくまでその人の考え方、生い立ちによって作られた人生の現時点での結果というだけで、他人にとっては何の価値も持ちません。
たとえ大人たちが「人生こんなもんだから(あなたもこうなるんだよ)」と言ったとしてもあなたがそうなる必然性もないし、従う必要もありません。
大人たちの常識によってあなたの可能性が制限されていると気づくべき
ほとんどの大人の常識が子供たちの将来の可能性を制限していると僕は考えています。
よく考えてみて欲しいのですが、大人たちの言う通りの人生は魅力的でしょうか?
こんなもんという人生を歩みたいですか?満足できますか?
僕は絶対に満足できないし、後悔することになると思います。
そもそもそんな人生を望んで目指す人なんていないはずです。あなたにはあなたの人生があって、人生の主導権は他の誰のものでもないし譲ることもできない。人生の主導権はあなただけのものです。
40代半ばの中年期はメンタル的に弱い時期
だいたいそういう常識を振りかざす人は「この人ならそうなるだろうなあ〜」という感じの人が多い気がします。
また、中年期はメンタルが落ち込みやすいということもあり、心理的苦痛を受ける上で脆弱な段階だという研究結果も出ています。会社でのキャリアもピークに達し、年上、年下のフォローも増え、家庭環境の変化も起きてくる時期なので、環境的にも不安定になりやすい時期なのです。
また、学びの習慣がない人ほど人生を思う通りにコントロールできず、周囲の環境に影響されて主体性のない人生を送ることになってしまいます。そうなると不満もたまり、学んでいないので的確な判断、決断もできず、間違った決断を積み重ねることで人生も間違った方向に進んでしまいます。
大人たちの常識を聞いた上で、今何をすべきかを考える
大事なのはその常識を聞いた上で、そういう人生もあるんだと理解し、なぜそうなるのかを考えてみることです。
そしてその上で自分はどんな人生を送りたいのかを考えること。
その人生を送るために10年後何をしているかを考える。
10年後思った通りの人生を送るためには5年後何をすべきかを考える。
5年後思った通りの人生を送るためには3年後何をすべきかを考える。
3年後思った通りの人生を送るためには1年後何をすべきかを考える。
1年後思った通りの人生を送るためには半年後何をすべきかを考える。
半年後思った通りの人生を送るためには1ヶ月後何をすべきかを考える。
1ヶ月後思った通りの人生を送るためには1週間後何をすべきかを考える。
1週間後思った通りの人生を送るためには明日何をすべきかを考える。
明日思った通りの人生を送るためには今何をすべきかを考える。
周りの言っていることをわざわざ聞く必要も義理もありません。
大事なのは自分がどんな人生を送りたいか?とそのために何をすべきかということです。
あなたは自分以外の人生を生きていないでしょうか?繰り返し言いますが、あなたにはあなたの人生があって、人生の主導権は他の誰のものでもないし譲ることもできない。人生の主導権はあなただけのものです。
今からでも遅くはありません。あなただけの人生を作る選択を行うことで、あなたの人生は作られていきます。
自分の人生を生きましょう!
それでは、また。