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感情的な「怒り」には意味がない【感情的に怒ることのデメリット3選】

こんにちは!



この世は怒りに満ちている!

というくらい毎日イライラしている人や怒っている人を見かけるような気がしますが…

皆さんは日頃どんなことに怒っていますか?

期待を裏切られたから?理不尽な対応をされたから?嘘を付かれて騙されたから?体調悪いし天気も悪いからなんとなく?はたまた意見が対立したからでしょうか?

プライベートでも職場でも、ストレッサーとなる人は多いと思います。どんどん複雑になり、様々な価値観が入り混じっている現代において、気にくわないことはそこらじゅうに溢れています。

怒ろうと思えばいつでも怒れる昨今ですが、果たしてその怒りに意味があるのか、考えたことはありますか?

自分の怒り、全部が全部有益か?何か得なことにつながっているでしょうか?「いやあ〜、怒ってよかったなあ〜満足満足!」なんて思えることがありますか?

こう聞かれて「得になってます!」と答えることができる人はほとんどいないんじゃないかと思います。

そしてなぜ得にならないのか?

それは、感情的に怒ってしまっているからです。

理想は理性を保ったまま怒ることが重要であって、感情で怒ることはデメリットだらけ…

というわけで今回は、怒ることのデメリットを3つ抜粋してみました。

内容は以下の通りです。

①頭が悪くなる

②目的を見失う

③信用を失う

それでは詳しく見ていきましょう!



①頭が悪くなる


一つ目は頭が悪くなるです。

感情的に怒るとシンプルに頭が悪くなります。

自分が怒るところをイメージしてみるとわかると思うのですが、理性が感情に支配されて、言いたくもないことまで言ってしまって、後悔した経験もあるんじゃないかと思います。

物事を冷静に考えることができなくなり、とことん攻撃的になっていきます。そして、感情的な言葉を吐き出せば吐き出すほど、その怒りの感情はどんどん強化されることになり、より冷静に考えることができなくなります。

要するに、怒れば怒るほど、どんどん頭が悪くなるのです。

頭が悪くなればなるほど、相手に言い負かされる確率も高くなります。相手も一緒に感情的になって頭が悪くなってくれればいいのですが、相手が冷静に怒るタイプだった場合、高確率で負けることになるでしょう。

しっかり理由があって怒る場合は、負けてはいけない時がほとんどだと思います。そんな大事な時に負けないためにも、感情的に怒ってはいけません。



②目的を見失う


二つ目は目的を見失うです。

感情的になってしまうと、理性が感情に支配されるとお話ししましたが、そのせいで怒っている本来の目的を見失ってしまいます。

なぜそうなってしまうのかというと、感情的になってしまうと怒りが怒りを呼び、相手に負けたくない!相手を打ち負かしたい!という思いが強くなりすぎるためです。

本来、怒る場面のほとんどは相手を打ち負かすよりも、win-winで決着をつける方がベストなはずです。

例えば、同じ職場内において二人の社員が意見の食い違いで感情的な言い争いになったとします。感情で罵り合うことで、険悪なムードで仲違いして終わってしまうことになり、それ以降二人のコミュニケーションはうまくいかず、今後の業務に支障が出ました。

しかし、言い争いになった二人の目的は、同じことであり、あくまで目的までのアプローチが違うだけです。

本来ならば、お互いの目的を改めて共有し、同じベクトルを持っていることを把握した上で、お互いの意見を受け入れて理解し、建設的な話し合いを行うべきです。

そして二人の意見の良い部分を組み合わせたよりパーフェクトな意見を編み出すことができればwin-winとなり、気分良く終わることができると思います。

このように、怒ってしまうと相手を打ち負かすことだけを考えることになってしまい、本来の目的を忘れてしまうのです。


③信用を失う


三つ目は信用を失うです。

感情的になりやすい人は、自分の体調が悪かったりという内側から沸き起こったイライラをきっかけにして怒りだすことも多く、理不尽な怒り方をしがちです。

そのようにして感情的に怒ってばかりいると、怒られる方も全く納得いかず、周囲にこの人は自分の都合で物事を判断する人なんだと思われてしまいます。

そうすると、自分が正しいことを言っても受け入れてもらえないんだろうなという考えになり、この人に何を言っても無駄かも…と本音を言ってもらえなくなり、信用してもらえなくなってしまいます。

それに、怒っている最中もマウントを取りに来たり、相手を打ち負かすことを目的として攻めてきたりするので、攻撃性も強く、より理不尽な怒り方をしてしまいます。

信用を失ってしまえば、相手に自分の望む行動をとってもらえず、さらにストレスを生み出す環境が出来上がってしまいます。



正しく怒る以上、負けてはいけない


さて、今回は感情的に怒ってはいけない理由を三つお伝えしました。

理由は以下の通りです。

①頭が悪くなる

②目的を見失う

③信用を失う


以上のように感情的に怒ると様々な弊害が起こります。

基本的に怒ることの7割は怒る必要のないもので、3割は怒る必要のあることだと言われています。

その3割は正当性があり怒るわけで、相手にそれ相応の理不尽さがあるため怒るわけです。そして怒る以上、負けるわけにはいきません。理不尽を許してしまうと、相手はますます調子に乗ることになり、より傲慢になってしまう可能性もあります。

そのためにも感情的になってしまうことなく、理性を保ったまま怒ることが必要です。そこに感情は存在しませんし、存在させる必要も罵る必要もありません。

あくまで冷静に、相手に理解してもらうために自分の意見を伝えるだけです。

怒るというエネルギーを使う行動な分、ロスを生まないためにも、正しい怒り方を知って、怒りを使いこなしましょう!



それでは今回はこの辺で!

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