100年人生の添乗員よっしー

私のミッションは「100歳で笑う人を増やす」こと。「お金」「キャリア」「聴く力」で人生…

100年人生の添乗員よっしー

私のミッションは「100歳で笑う人を増やす」こと。「お金」「キャリア」「聴く力」で人生の転機をサポートし、100年人生の地図づくりをお手伝いしています。旅先や大好きな葉山で撮りためた写真もお楽しみください。ハートマネー氏家祥美 www.heart-money.net

最近の記事

暮らしに「余白」を

忙しい日が続くと、心の余裕がなくなります。   「心」が「亡くなる」。   いそがしいという言葉に、よくぞ「忙」の字をあてたものだと思います。     興味関心が多方面に向いて、いろんなことに手を出すわりに、 忙しいこと、気ぜわしいことが苦手な私は、 心が亡くならないように、 なるべく、日常でもちょっとした余白を楽しむことを意識しています。   表参道に行くことが多かった今週はこんなことをしていました。 「明治神宮の参道から森やせせらぎを眺める」 原宿駅裏にある明治神宮に

    • 人の一生は、四季のようなもの

      人の一生は、四季のようなもの。 100年人生を春・夏・秋・冬で考えてみました。   0-25歳は「春」 芽吹いた種が、水分や大地からの養分を吸収して葉を広げ、地中深くに根を張っては、幹を太くして葉を茂らせ、大きくたくましく成長していきます。   この時期は、人間にとっても、生まれたての赤ちゃんがいろんなものを吸収して大人になる時期。   丈夫な体を作るとともに、人間関係で心を育て、学校生活を通して知識を吸収して、自分を大きく育てていきます。 26-50歳は「夏」 大き

      • 口に出す魔力

        以前、「メモの魔力」(前田裕二)という本が話題になりましたが、私が最近、とても効果的だと感じているのが、「口に出す魔力」です。 「いつか、こんなことをしたいな」 「あんな場所に行けたらいいな」 そんな未来の妄想を、最近、友人と語り合ったら、いろんなことがつながっては加速しています。 もともと妄想は好きで、未来を思い描いてはアイデアを手帳に書き留めたり、未来年表に書いたりしていました。   でも、最近は、この妄想を自分一人にとどめずに、友人とシェアしあうようになりました。

        • 海で出会った素敵な先輩たちのおかげで、未来イメージが変化した

          海遊びを始めてよかったことは、夏が好きになり、世界が倍に広がったことだけではありません。 もう一つ、よかったーと心から思うのは、素敵な人生の先輩たちに出会えたことです。   アラフィフ世代になると、周囲に親の介護をしている人が増えてきます。 また、ファイナンシャルプランナーという職業柄、どうしても老後資金の話題になると、老後のリスクとして介護への備えの話が出てきます。 もしもについて考えておくこと、資金の準備や心づもりをしておくのは大切なこと。   でも、その年になったら自分

          50歳を前に海遊びを始めたら、夏が好きになり、世界が倍に広がった。

          もともと海のない埼玉県で生まれ育ち、海にはまるで縁が無かった私。 そもそも水泳が大の苦手で、ろくに教わりもしないまま、学年が上がるごとに泳力のノルマだけが上がっていくプールの時間が大嫌いでした。 だから、プールのある夏が大嫌いでした。   そんな私が3年前、ひょんなことから葉山の海でSUPを始めました。   SUPは、STAND UP PADDLEの略でサップと読みます。 サーフボードのような形の板に立って、海や川、湖の上をのんびり漕いでいくマリンスポーツです。   いまか

          50歳を前に海遊びを始めたら、夏が好きになり、世界が倍に広がった。

          旅を楽しみたければ、日常生活の充実を

          旅先で新たな経験をするからこそ、日常生活に変化が生まれて日々が充実するのか、はたまた、日常生活を充実させるからこそ、旅が楽しくなるのか。   旅が先か、 日常生活の充実が先か。 どちらもあると思うのですが、今日は後者の、日常生活の充実が旅を楽しくするお話をしたいと思います。   私はスーパーで食材を見るのは大好きですが、ファッションがどうも苦手です。 だから、海外旅行に行って免税品店を前にしてもコスメを買わないし、パリに行ってもデパートでファッションを見ることはほとんど立

          旅を楽しみたければ、日常生活の充実を

          ひとり旅はLCCで。7キロリュックでお得に身軽にどこまでも

          今回は旅の飛行機と荷物のお話。 最近の私のひとり旅は、もっぱらLCC。 LCCはローコストキャリアの略称で、いわゆる格安の航空会社です。 ホテルの付いた出張パックなどでANAやJALに乗ることももちろんありますが、飛行機の選択肢にLCCを加えると、価格がぐんと抑えられて行動範囲が広がります。 例えば、昨年いった台湾1泊旅行も、亀と泳ぎたくて行った奄美大島もPEACHでした。 どちらも片道1万円を切るお値段だったから、ありがたすぎます。 LCCは安全なの?大丈夫?と

          ひとり旅はLCCで。7キロリュックでお得に身軽にどこまでも

          40代に入ってからひとり旅を始めたら、50代が楽しくなった

          私がひとり旅を楽しむようになったのは40歳を過ぎてから。 20代半ばで結婚や出産をして、仕事もやめていたので、ひとりで旅をするなんて、時間の余裕もお金の余裕もありませんし、何より、そうしたいという願望すらありませんでした。   30代になって今の仕事を始めるようになると、いろんな人と出会う機会が増えて、世の中にはいろんな人生の選択肢があることに気が付きます。 とはいえ、子育てしながら起業もして、当時は毎日が目の前のことに一生懸命。世界に思いをはせることすらありませんでした。

          40代に入ってからひとり旅を始めたら、50代が楽しくなった

          シンプルであったかいおもてなし

          ひとり旅をしていると、自分の価値観に気が付きます。 私が今回、気づいたのは、「シンプルであったかい」ものが好きなこと。   高級ですべてがそろっている上質なサービスは、経験してみたいとも思うけれど、それほど心が惹かれません。 豪華で映える施設もすごいけれど、自分らしくその場にいられない気がしてしまいます。 私が心惹かれるのは、手に取りやすいお値段で、必要なものが一通りそろっている場所。   今回お世話になったレンボンガン島のホテルは「チルハウスレンボンガン」。 家族経営の小

          シンプルであったかいおもてなし

          家族旅、女子旅、ひとり旅

          いま、バリ島から高速船で40分。バリのレンボンガン島にきています。 ここでの滞在は3日間。 今日が最終日で、このあと朝食を食べたら出発します。 居心地のいいこの島での気づきをいくつか記しておきたいと思います。   旅には、家族との旅行、親しい友人との旅行、ひとり旅など、さまざまなスタイルがあります。   私にとって、家族との旅行は、家族との思い出を作る時間。 家族との日常会話は、どうしても 「今日は何時に帰るの?」 「宿題やったの?」 「ごはんは何にする?」 なんて、情報のや

          家族旅、女子旅、ひとり旅

          家族は小さなボートに乗って

          最近、家族をボートのように感じるようになりました。 モーター付きの速いボートではなく、オールで進む小さな手漕ぎボートのイメージです。   小さな手漕ぎボートに乗った家族が、同じ方向に進もうと力を合わせてオールを漕げば、行きたい方向により早く進めます。 その場合、漕ぎ手の数は多いほど早く進むことでしょう。   反対に、漕ぎ手がどんなに一生懸命にオールをかいても、お互いの進みたい方向が違うとうまく進みません。 また、漕ぐタイミングが合わずにバラバラでも、お互いの漕ぎが水に抵抗を

          家族は小さなボートに乗って

          関係性に風穴を開けて、よく混ぜて

          みんな一生懸命に生きています。   家庭でも、学校でも、社会でも。 その場に馴染もう、認められよう、貢献しようと、一生懸命に生きています。   そんな場所で、価値がないと言われたり、否定され続けたりしたら。 きっと居場所がなくなってしまうでしょう。   立場が上の人にとっては、何気ない発言をしただけかもしれません。 発言した本人が実は別のところから圧力を受けていて、そのストレスを言葉として誰かにぶつけたかっただけかもしれません。   周りがみんな言っているからと、同調圧力を感

          関係性に風穴を開けて、よく混ぜて

          お金の不安がある人、お金の不安がない人

          たくさんの人から、お金のご相談を受けます。 お金の不安がある人と、お金の不安がない人にはどんな違いがあるのでしょうか。 お金の不安がある人 (1)  お金への執着が強い人 人の価値をお金や社会的地位で測る傾向がある人は、自分がお金を失うこと、その地位から落ちることへの恐怖が大きくなります。多くの場合、貯金がいくら増えても満足はしません。むしろ、貯めたお金を失う不安が大きくなります。   (2)自分の生活費がわからない人 あればあるだけ使ってしまう人、自分のお金を把握してい

          お金の不安がある人、お金の不安がない人

          人生の価値を測るもの

          夜、人生のあれこれについて語り合う。   ・なんのために頑張るのか、 ・何を成し遂げたいのか ・どんな時にうれしいと感じるのか ・どんな人をすごいと思うのか ・人にどう思われたいのか ・人のどんな言葉に、ザラっとした感情を抱くのか ・何に時間やお金を使いすぎると後悔するのか   そんなことを徒然に語った時間でした。   ***** 翌朝、目覚めた瞬間、私なりのその答えに気が付きました。   成し遂げたいこと、得たいものは違うところにあるのに、 その成果を測る基準が、お金、学歴

          人生の価値を測るもの

          役割の鎧を脱ぐ

          私たちは普段、いくつもの顔を持っています。 職場では職場の顔。 銀行員、先生、公務員、保育士、営業マン、販売員といった職業人らしい顔もあれば、職場の中で上司や先輩、後輩といった立場の顔もあるでしょう。   一方で、家に帰れば家庭の顔もあります。 特に、子どもがいる人は父親、母親としての顔がありますから、親としての体面を保つために、親らしく振舞う時間が長くなります。 反対に、親と同居している人は、親に子ども扱いされて煩わしく思うことがあると思えば、高齢になった親を世話する立場

          子どもは突然、花開く

          あちこちで、一気に桜が花開きました。 SNS上も、友人たちの桜の投稿で満開です。   「今年の桜は遅いね」 ついこの間までそんな風に言っていたのに、自然の力には驚かされます。   静かな雨のなかで水分をたくさん蓄え、 雨上がりには柔らかな光をいっぱい浴びていたのでしょう。   満を持したように、桜が一気に開花しました。 子どもの成果が表れないとき子どもたちも、なかなか結果が表れないときがあります。 そばで見ている親としては、その様子にイライラ、ハラハラすることも。   子ど

          子どもは突然、花開く