【21年秋アニメ研究】「プラチナエンド」の分析【2:構成の分析】
※引き続き、2021年秋アニメ「プラチナエンド」の第1話を分析します。まずは【1:鑑賞者の体験の分析】をご覧になることをお勧めします。
本記事全体のまとめ
※本記事全体をレポート形式にまとめました。本記事後半の文章と同内容ですが、レポート形式の方が見やすいと思います。お勧めです!
ストーリー
生きる気力を失い、自殺を図った少年・明日(みらい)。
そんな彼の前に天使ナッセが現れた。
明日は、ナッセから授かった天使の翼と矢のおかげで前向きになる。
……と思いきや、ナッセが不吉なことを言い出した。曰く 「地上にはいま、明日を含めて13人の神候補がいる。最終的にその内の1人が神になる」。
各パートの出来事
▶第1幕(0-5分)
・中学卒業の日、明日(みらい)は自殺を図った。
・明日は、7歳の時に両親と弟を事故で失った。そしてそれ以来、叔母一家のもとで虐待を受けて育った。もう生きる気力がなくなっていたのだ。
・かくして自殺を図った明日だが……そこに天使ナッセがやってきて明日を強引に救助。ナッセは微笑んだ「きみを幸せにしに来た」。彼女は明日に、天使の翼と矢を授けた。
▶第2幕前半(5-11分)
・明日は困惑する。訳がわからない。だがナッセに促され、翼を出した。そして大空を舞う。
・自由に大空を舞うってなんて素晴らしいんだ!明日は感動し、そして落ち着きを取り戻した。
・しばらくして、明日はナッセの口から衝撃の事実を聞かされた。曰く、明日の家族は事故死したのではない。叔父と叔母に殺されたのだ。えっ……嘘だろ!?
▶第2幕後半(11-16分)
・真相を確かめるべく、明日は家へ。
・彼は叔母に対して、赤の矢(対象を魅了し、意のままに操ることができるようになる)を放った。
・叔母は「保険金目当てで明日の家族を殺し、そして明日を引き取った」と認めた。
・明日はショックを受け、「叔母さんたちこそ死ねばいいのに!」と叫んだ。直後、叔母は自殺してしまう(これも赤の矢の力)。
▶第3幕(16-22分)
・明日は叔母の死に衝撃を受ける。と同時に、自分がいま生きていることを再確認。そして<人は幸せになるために生きている>という母の言葉を思い出し、「家族の分まで生きて、幸せになろう!」と決意した。
・こうして前向きになった明日だが……やがてナッセが不穏なことを言い出した「地上にはいま、明日を含めて13人の神候補がいる。最終的にその内の1人が神になる」と。
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(担当:三葉)