【討論】<宇宙に向かい → 敵を倒し → 地球に帰還する>というエピソードは、なぜ感動的なのか?
プロローグ
【宇宙やそれに近い場所に向かい → 敵を倒し → 地球に帰還する】というエピソード
三葉 いきなりだけどさ、「ストパン2」の第6話「空より高く」を覚えている?
三葉 ほら、
……というエピソード。
清水 あー、はいはい。
三葉 サーニャとエイラのカップリングが最高に素晴らしいわけだけれど、まぁ、それはともかくとしてさ。
清水 うん。
三葉 こういう【宇宙やそれに近い場所に向かい → 敵を倒し → 地球に帰還する】エピソードっていいよね!
【宇宙やそれに近い場所に向かい → 敵を倒し → 地球に帰還する】エピソードの例
三葉 例えばさ、「超電磁砲S」の第24話「Eternal Party」。美琴と黒子がはるか上空まで飛んでいってターゲット(ミサイル)をぶち壊し、地球に帰還する。
清水 ふむふむ。
三葉 このエピソード、超カッコいいよね!俺、何度もリピートして見たよ。
清水 なるほど。
三葉 他にも、「ゆゆゆ」の第5話「困難に打ち勝つ」。結城友奈が強力な勇者パンチで敵を打ち倒し、そして東郷さんと共に帰還するシーンはまったく心が躍るよ。
清水 「キルラキル」や「STAR DRIVER」にも似たようなエピソードがあったはずだな。
【宇宙やそれに近い場所に向かい → 敵を倒し → 地球に帰還する】エピソードは、なぜ感動的なのか?
三葉 でさ。
清水 うん。
三葉 【宇宙やそれに近い場所に向かい → 敵を倒し → 地球に帰還する】エピソードって、何でワクワクするんだろうね?……いや、違うな。「ワクワク」というより「感動的」って感じだな。なんで感動的なんだろう?
清水 うーん、いくつか理由があると思うけれど。
三葉 ふむ。
清水 まず、宇宙に行くのは容易ではない。だから、仲間の力を結集することになる。その<総力戦>な感じがいいんだろうな。
三葉 なるほど。
清水 うん。
三葉 逆に、実際に宇宙に行くのは限られたメンバーだけだよね。他のメンバーが「あとは頼んだぞ!」「お前たちにすべてを託した!」と見送るところも感動的だね。
清水 確かに。
三葉 それから……?
清水 宇宙空間に待ち受けているのは、大体強敵だよね。最強レベルの敵と言ってもいい。そんな相手を必殺技で倒すシーンはやっぱりカッコよくて、盛り上がること必至だね。
三葉 「超電磁砲S」の超特大超電磁砲なんて、じつに最高だったね!
清水 ふむ。
三葉 あとは……視覚的なインパクトも大きいよね。「漆黒の宇宙に浮かぶ地球」とか「黒々とした宇宙と、青く美しい地球の対比」とかそういうのを見ると、「嗚呼!彼女たちはこの美しい地球を守ったんだな」と感動するよ。
清水 無論、地球に戻ってくる場面も忘れてはならないね。
三葉 わかる!「ストパン2」のラーニャとエイラや、「超電磁砲S」の美琴と黒子に顕著だけどさ、地球に戻ってくる時は心から信頼できる相手と2人きりだし、敵を倒すというミッションも既にコンプリートしている。だからホッとしているんだよね。ゆえに、ポロッと本音が出る。「あなたと一緒に戦えてよかった」「いつもありがとう」みたいな。
清水 うん。
三葉 ちょっと百合っぽい感じもあってさ。ああいうの、いいよねー!
清水 そうだね。
三葉 以上をまとめると、
……と整理できるのかな。
清水 うん、こんなものだろう。
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(担当:三葉)