映画「片腕ドラゴン」を三幕構成で分析する!!
本記事では、映画「片腕ドラゴン」を取り上げます。
本記事全体のまとめ
※本記事全体をレポート形式にまとめました。本記事後半の文章と同内容ですので、お好きな方でお読みくださいませ!
ストーリー
ある日ひょんなことから、悪のカンフー道場「鉄鉤門」の道場主チョウが、同道場「正徳武館」を逆恨み。
アジア各国から凄腕武術家を招聘し、正徳武館の道場主や門下生を殺していった。
正徳武館で修行を積んでいた青年チェン・ロンも右腕を切り落とされてしまう。
だがチェン・ロンは特殊な施術と修行によって左拳を鍛え上げ、見事仇を討った。
各パートの出来事
▶第1幕(1-25分)
・チェン・ロンは、カンフー道場「正徳武館」で修行に励む青年だ。
・ある日彼は、カンフー道場「鉄鉤門」(アヘン密売などに関与する悪の道場)の門下生の悪事を目撃、たしなめる。
・門下生はチェン・ロンを逆恨み。「チェン・ロンが鉄鉤門を侮辱した!」などとチョウ(鉄鉤門の道場主)に嘘の報告をした。チョウは激昂。門下生を引き連れて正徳武館を襲撃した。だが、カン(正徳武館の道場主)らに返り討ちにされる。
・チョウは悔しい!かくして彼は、正徳武館を潰すためにアジア各国から10人の凄腕武術家を呼び寄せた。
▶第2幕前半(25-47分)
・凄腕武術家たちは正徳武館の門下生を次々と襲撃し、容赦なく殺していく。
・さらにチョウは凄腕武術家を引き連れて、正徳武館に乗り込んできた。
・1対1形式の戦いが始まる。正徳武館の門下生は奮戦するものの……凄腕武術家たちはメチャクチャに強い!テコンドーの達人、柔道家、チベットのラマ僧(密教武術家)、ムエタイ選手が、正徳武館の門下生をボコボコにする。
・やがてチェン・ロンが出撃。彼は見事なカンフーでテコンドーの達人や空手家に勝利した。
▶第2幕後半(47-70分)
・だが間もなく……凄腕武術家の中でも突出した強さを誇る二谷が登場。手刀1発でチェン・ロンの右腕を肩から切断してしまった!
・戦いはその後も続き、多くの門下生、そしてカンが凄腕武術家に殺された。
・一方、チェン・ロン。彼は山奥で暮らす父娘(シャオ・リーとユー)に偶然出会い、看護してもらった。
・一命をとりとめたチェン・ロンは「俺のせいで師匠が死んだ」「片腕では復讐もできない」と落ち込む。
・だがリーは医学の専門家であり、「辛い施術を受ければ拳を鋼のように鍛え上げることができる。片手でも戦えるようになるだろう」。
・チェン・ロンは覚悟を決めて施術を受け、さらに修行を積み、やがて強力な拳を手に入れた。
▶第3幕(70-93分)
・町に戻ったチェン・ロンは、まずテコンドーの達人と柔道家を葬った。そしてチョウらを町外れの石切り場に呼び出した。
・チェン・ロンは一度山奥に帰り、リーからラマ僧(循環器をコントロールすることで自身の急所を消すことができるらしい)を倒す秘術を教わると……石切り場へ。いよいよ決着の時だ!
・チェン・ロンはムエタイ選手、インドヨガの達人、ラマ僧を次々と撃破。さらに、爆殺せんとダイナマイトを持ち出してきたチョウを返り討ちにし、空手家も打ち倒した。
・最後に残ったのは仇敵・二谷だ。さすがに二谷は強いが……チェン・ロンは強烈な手刀で二谷の腕を切り落とし、そして見事にぶち殺した。
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最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんの今後の創作・制作のお役に立てば幸いです。
(担当:三葉)