主人公の成長譚では、物語冒頭に<ラスボスが大暴れするシーン>を描くといい
◆映画「ドランクモンキー 酔拳」の冒頭シーンはじつに巧み
映画「ドランクモンキー 酔拳」は、【ティッサム(カンフーの達人ながら金のために人を殺す悪人、本作のラスボス)が、コッワイ(カンフーの達人)】を襲撃するシーンから始まる。
コッワイは強い。ティッサム「ある人間に雇われてお前を殺しにきた。大金と引き換えにな」「俺の足技に敵う者はいない!」
◆映画「ドランクモンキー 酔拳」の冒頭シーンはじつに巧み
映画「ドランクモンキー 酔拳」は、【ティッサム(カンフーの達人ながら金のために人を殺す悪人、本作のラスボス)が、コッワイ(カンフーの達人)】を襲撃するシーンから始まる。
コッワイは強い。
だがティッサムはもっと強い。
ティッサムの華麗なる足技が炸裂!コッワイはボコボコにやられ……そこで作品タイトルがドーンと表示される。そして、主人公フェイフォンの日常パートが始まる。
さてこの冒頭シーン。じつに巧みだと思うのだ!
◆なぜ主人公が大活躍するシーンを冒頭に持ってきてはいけないのか?
というのも、物語の冒頭には読者・鑑賞者のハートを鷲掴みにするインパクトあるシーンが求められる。
しかも、単に派手ならいいというものではない。その物語全体を象徴するようなシーンでなければならぬ。
「ドランクモンキー 酔拳」はカンフーアクション映画だから、畢竟、冒頭には【カンフーの達人がカッコよく戦っているシーン】を配置すべきだろう。
となれば。
【主人公のフェイフォンが大活躍するシーン】を描きたくなるが……しかし、それはまずい!だって、これはフェイフォンの成長譚なのだ。彼は作中で成長し、強くなる。そんな彼を冒頭から大活躍させるわけにはいかぬのだ。
◆主人公の代わりに、ラスボスを大暴れさせよう
ではどうするか?
そう、そこでティッサムが大暴れするシーンだ。
ティッサムは物語冒頭次点からカンフーの達人である。しかも彼は悪人、それも本作のラスボスだ。したがって、どれほど大暴れしてもらっても構わないのである。
◆参考
映画「ドランクモンキー 酔拳」について知りたい方は、以下の記事をどうぞ🍎
だがティッサムはもっと強い!
ティッサムの華麗なる足技が炸裂!コッワイはボコボコにやられ……そこで作品タイトルがドーンと表示される。そして、主人公フェイフォンの日常パートが始まる。
さてこの冒頭シーン。じつに巧みだと思うのだ!
◆なぜ主人公が大活躍するシーンを冒頭に持ってきてはいけないのか?
物語の冒頭には、読者・鑑賞者のハートを鷲掴みにするインパクトあるシーンが求められる。
しかも、単に派手ならいいというものではない。その物語全体を象徴するようなシーンでなければならぬ。
「ドランクモンキー 酔拳」はカンフーアクション映画だから、畢竟、冒頭には【カンフーの達人がカッコよく戦っているシーン】を配置すべきだろう。
となれば。
【主人公のフェイフォンが大活躍するシーン】を描きたくなるが……しかし、それはまずい!だって、これはフェイフォンの成長譚なのだ。彼は作中で成長し、強くなる。そんな彼を冒頭から大活躍させるわけにはいかぬのだ。
◆主人公の代わりに、ラスボスを大暴れさせよう
ではどうするか?
そう、そこでティッサムが大暴れするシーンだ。
ティッサムは物語冒頭時点からカンフーの達人である。しかも彼は悪人、それも本作のラスボスだ。したがって、どれほど大暴れしてもらっても構わないのである。
◆参考
映画「ドランクモンキー 酔拳」について知りたい方は、以下の記事をどうぞ🍎