皆さんが仕事に飽きない理由は
今朝の100分朝礼でこんなことを話してみました。
私達の仕事は、
企画を考えて、店を作って(建てて)
メニューを考えて、スタッフを教育して、
オープンして、お客さまに召し上がっていただいて、
そして、感想を聴いたり、表情をみたり、、
つまり、川の上流から下流まで全てを見ることができるよねって。
八百屋さんは、大根の種を植えているとは限らない。
お客さまの家まで行って、大根が今晩のおかずになるところまで
確認しているとは限らない。
でも、僕たちは、その全てをやれるよね、と。
だから飽きないんじゃないかって。
みんな、腑に落ちてました。
我社には、もともと、デザイン部門があります。
そのデザイン部門が、デザインの有効性を測定するために
5年前に飲食店を作ったという経緯なので、
デザイン部門と飲食部門が一緒に朝礼をして、雑談して、
行き来自由なんです。(雑談大事です。)
なので、企画を考えるところから、
お客さまのお口に入るところまで全てが見える。
デザイナーは、お客さまの反応を毎日共有されている。
飲食スタッフは、どのようにブランディングするか、
どのようにマーケティングするかを毎日見せられている。
だから、お互いが、川の上流から下流まで毎日見て、
成長していくという仕組みになっている。
これが、毎日飽きずに、ゲーム感覚も取り入れつつ、
次はこんなことをやってみよう、
こうやったらどうなった、ああやったらどうなったと
楽しみながら働けるんじゃないかってやってみてます。
5年前の私は、代表でありながら、
ワクワクしながら出社していませんでした。
私がワクワクしないのに、社員の皆さんがワクワクできるはずがない。
そう思い、みんながワクワクする職場を作りたい一心で、
日々、仕組みづくりという実験を繰り返しています。
正解かどうかはまだ分からないんですが、
ここにその実験の経緯をメモしている次第です。