いつかの将軍様へ
名前を呼べば
おならで返事
お腹いっぱいで
気持ちよさそうに眠る
朝日が昇ったら
まだ眠らせといてと
プイッ、そっぽむく
精も根も尽きて
空恐ろしくなっても
あなたが笑えば
ほら、特効薬
一条の光
紅葉のような手が
少しずつ大きくなって
ゲップも出せるようになって
気がついたら
1人で立てるようになって
もしかしたら
くそばばあ!とか来る?
こんにゃろう
どうせなら、少し捻って来い
もし
両ヒゲを切られた猫みたいに
右も左も分からなくなったら
いつでもお気軽に帰っておいで
美味しいご飯
作って、一緒に馬鹿話しよう
いつかの、お母様より