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知識の都、本棚。

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#note毎日更新

彼らから、目を離せない。いや、離してはいけない。 知識の都、本棚。#9

このシリーズのトップバッターである「太陽と乙女」に続き、森見登美彦さんの本を紹介する時がやってきた。

今回は、新作である「四畳半タイムマシーンブルース」を紹介する。

〈プロフィール〉先月、発売はまだかまだかと待ちわび、書店に並んだ途端に購入した新刊。

森見登美彦さん著で、他に持っている本に「熱帯」「夜行」「太陽と乙女」「夜は短し歩けよ乙女」「ペンギンハイウェイ」「四畳半神話大系」「四畳半王国

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Be kind,Be brave! 知識の都、本棚。#5

第五回を迎えた今回は、悩みに悩んだ末、出すことを惜しみつつ、辻村深月さんの「かがみの孤城」を紹介する。

〈プロフィール〉「本屋大賞」という存在に気づき、それ以降本屋大賞に興味を持つようになったきっかけの作品。

辻村さんの本で他に持っているものに「島はぼくらと」がある。

〈解説〉学校に行かない人たち。

それは社会から常に遠ざけられてきた。

「不登校」という三文字が足枷になり、行動を制限され

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小説家。時々コックと異星人。 知識の都、本棚。#4

このシリーズも早くも第4回となった。

マンネリ化しないようにと、今回選んできた本は三浦しをんさんの「舟を編む」。

〈プロフィール〉中学生になったか、なってないかくらいの時に購入した本。

この時期からたくさんの小説を読み始めた。

読んでいた時のドキドキは今でも忘れられない。

〈解説〉馬締という人間の、これほどまでに面白い生き様を見ることができる私たちは、なんと幸せなのだろうか。

まずは、

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