育て直し　６月10日（火）過集中は、不注意と同じ

【日記】「バブバブ」と声を出しっ放しで長く遊んでいた。叫んでいるようにも聞こえる。しかし、よく聞くと「でんでん虫の歌」のようにも聞えた。すごいことに、４、50分もやっていた。今にもしゃべり出しそうな気配だ。第一声が何なるか、今から楽しみだ。

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【解説】　ここには驚きか自慢のように書いていますが、これはよくありません。赤ちゃんの集中力は、普通１分から２分です。それを４，50分もやっていたのは過集中です。声を出しているのに親が反応しなかったので、過集中（自分だけの世界）に入っていってしまったのだと考えられます。
　集中はいいことですが、過集中は他のことには全く注意を払わなくなるので、発達のためにはよくありません。声を出したら、必ず「共感」で何を言っているのか聞いてあげましょう。音を出して遊んでいるだけかもしれませんが、何か話している、歌っていると思い込んだ子育ては発達にいい影響が出ます。

【セリフ】
「梓、ごきげんさんだね。ずった声を出しているね（「共感」）。何か言っているのかな？お話しているのかな（「想像」）？わかった！歌を歌っているんでしょう。保育所で習った歌を歌っているの？よく覚えているね（「共感」）。どんな歌なの教えて。でんでん虫かな（「想像」）？」