育て直し 1987年 1月5日(月) 子どもと親の意見が一致しない場面転換にこそ「想像」「共感」「覚えて」「すみません」の4つの方法が効く
【日記】
今やっていることをやめて次の場面に移ろうとしたとき(場面転換)、梓はすぐ「イヤ」と言う。一旦「イヤ」というと、さら今していることを続けたがる(こだわているとも言える)。その思いが、強くなるらしい。
でも、「(次に)~するか?」と聞いてやると、実はその気になっているときや、その質問を聞いてその気になったら「うん」と返事してくる。その時は、素早く場面転換ができる。👨🎓
これからは、この方法で、やっていこう。(でも、「~するか?」と言ってその気にならなかたら、どうしたらいいのだろう?)
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【解説】
これは、「やりとり」のがうまくいったわけはありません。このままでは、うまくいきません。
日記にも書いてある通り、子どもが「もともとその気だった」か「声かけでその気になった」ときだけ、うまくいっているだけです。
「公園からそろそろ帰ろう」と思っているお父さんが「お腹が空いたので、家に帰っておやつを食べよう」と思い始めた子どもに「そろそろ、帰ろうか?」と声かけしたら、「うん」と言って素早く場面転換ができるのは当たり前です。
つまり「子の意見と親の意見が、一致している」ときだけうまくいっているだけです。
子どもの意見と親の意見が一致しないときは、なかなか場面転換はできないものです。そのときに「どんな関わりをするのか」が、大事なのポイントなのです。それが「しつけ」であり「子育て」なのです。
その時の関わり方のポイントが、私の勧めている「想像」「共感」「覚えて」「すみません」の4つの方法なのです(下の記事を参照してください)。
公園で遊んでいる子どもに、再三「帰ろうか?」と声掛けしているのに「いや」と言われて続けたらどするか(子どもがその気にならなかったら度するか》?「やりとり」で書いてみます。
今回は、子どもの年齢を3歳位を想定で書いてます。
【セリフ】
父「そろそろ家に帰って、おやつにしようか?」
子「いや。」
父「嫌なの?分かったもっと、すべり台で遊びたいんだね(「想像」)。」
子「そう。遊びたい。すべり台したい。」
父「そうか。すべり台が、大好きだものね。(「共感」)じゃ、分かった。
もう少しだけ、すべり台で遊んでもいいよ。」
子「いいの?ありがとう。」
父「その代わり、次に『そろそろ帰ろうか』と言ったら家に帰るからね
(「覚えて」)。分かった?」
子「分かった。」
父「パパが譲ってあげたんだから、そのことをお願いして下さい(「すみま
せん」)。」
子「もう少しすべり台で、遊ばせてください。」
父「いいよ。思う存分遊んでください。」
この「やりとり」のあとなら、スムーズに場面転換することができます。約束が成立している上に、子どもがお願いして下手に出ているからです
(声かけよりも、あと5分したらとか、あと10分したらの方が効果があるが、3歳ではまだ時計が読めない、時間の感覚ができてない》。
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