育て直し 1986年 2月17日(月) 赤ちゃんでも、生活場面ごとに、切換えが必要! 当たり前!
【日記】
今日、職場の研修(この当時、障害児通所施設に出向中)で「赤ちゃんでも大人と同じように、生活場面の切り替えをきちんとしてあげるのが大事だ」と習った。「そうだったのか」と思い、今日から普段着とパジャマの区別をつけて生活させることを久美子と決めた。今まで、起きてから1日中同じ服で過ごしていた。パジャマは、寝ているときだけ(こんな当たり前ことに、気づいていなかった)。
本日、梓は便秘だ。久し振りに、綿棒でお尻をくすぐって綿棒浣腸をしてあげた。驚くほど、たくさん出た。本当に、驚いた(量は、食欲がなくなるので、秘密にしておく)
池波さん(久美子の昔の同僚)の所へ、車に乗って遊びに行った。いつも家で使っているの食事用イスを持っていけないので、友人に持ち運び可能なテーブルに取り付ける赤ちゃん用椅子を貸りて持っていった。
それに座って、初めて一人で座って食事した。大人しかった。動き回らなかった。代わりに、梓は食べながら、池波さんところのマー君という年上の男の子(と言っても数ヶ月)が動き回るのを、珍しそうに見つめていた。普段なら、自分がしていることなのに…。
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【解説】
「生活場面を切換える」とは、生活場面に合わせて着るものや使う場所を使い分けるということです。
普段着で寝たり、パジャマでお出かけしてはいけません。ご飯を食べるところに便器を置いてうんちしたり、便器に座ったままものを食べさせたりしてはいけません。食べるところと、遊ぶところも分けた方がいいでしょう。
「大人がやっているのと同じように」と考えるとわかりやすいでしょう。大人は誰も、ダイニングでウンチをしません。トイレで、食事もしません。当たり前のことです。
この取り組みが、場面切り替えや、思考の柔軟性につながるようです。