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育て直し 1987年 6月13日(土) 1歳8ヶ月 ブランコは、変化をつけて押すと子どもの実行機能の「抑制」が育つ
【日記】
神社公園のブランコに、一人で乗って一人で降りられるようになった。👍 だから、神社公園につくと、すぐにブランコの方に向かう。でも、自分で漕ぐことはまだできない。押して欲しそうにこっちを見ているので、押してあげるとすごく喜ぶ。👨🎓
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土を触っているときに「柔らかい」とか「固い」、お風呂に入った時に「熱い」とか「冷たい」対になる言葉を最近よく言う。👍 これは、大小がはっきりしてきたからかな?
歌も、よく歌うようになった。保育所で覚えてくるらしい。私が知っている歌を歌っていると、その後をぴったりついて歌って来る。👍 私は音がよく半音外れるので、練習しないと私の音程不安定(音痴と言いたくない)がうつってしまったら、嫌だ。
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👍 【解説】【セリフ】なし 「共感」で褒めてください
👨🎓 【解説】【セリフ】あり
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【解説】
相手の目を見て「ブランコを押して欲しそうにしているから、押してあげようかな?」と思うことは良い親心ですが、やり方を間違ってはいけません。何度も書いていますが、凸凹タイプの場合は、頼ませてから親切にするということを忘れずに。
この場合、押して欲しいかどうか尋ねる形がいいでしょう。だんだん、「やりとり」に向かっているからです。
【セリフ】
父「ブランコに上手に自分で乗れたね(「共感」)。」
子「できる。」
父「でも、ブランコ揺れないね。まだ、自分では漕げないのかな(「想
像」)?」
子「……。」
父「じゃ、押してあげようか?押して欲しい?」
子「……。」
父「押して欲しそうだね。分かった。それじゃ『押してください』と言って(「覚えて」)?」
子「押して・・・。」
父「ちゃんと言えたね(「共感」)。分かりました。じゃ、押すよ。」
まだ、うまく話せないようなら、「……」のところは、うなずくとか「はい」とか、首を振るとかでもいいでしょう。それを確認してから、ブランコを楽しく押してあげましょう。
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押し方は、初めはリズムよく快適になるように押しますが、慣れてきたら斜めになるように押したり、急に止めてみたりしましょう。
それは、「子どもの思う通りばかりにしない」という意味があります。これをやることで、(実行機能の)抑制のコントロールが進み、発達の凸凹がやや平均化されます。つまり、思い通りにならないことで、押している人の気持(意図)に気づくことになるのです。
(注意…凸凹は残っていた方が才の豊かに育ちます。ただ、最低限の
社生活が営める程度に平均化されていた方が生きやすいのです。凸凹
タイプには、この折り合いを教えることが大切です。)
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