育て直し 1月19日(月) 「ひらがな」を教えて大失敗
【日記】 仕事のために、最近『親こそ最高の医師』(ドーマン博士の本)という本を読んだ。特殊学級で教えている障害の重い子どもに試したところ、ひらがなの獲得に大きな効果があった。それに影響されて、今日からわが子にも、ドーマン法でひらがなの読み方を始めることにした。👨🎓
まず最初にカードを作った。大きさは、約13センチ×50センチ。そこに約9センチの大きさの赤文字で「おかあさん」と書い。準備はこれだけ。お風呂上がりに梓に見せてみたら、熱心に見つめていた。本日は、これだけで終わった。効果は出るのか?
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【解説】 今から考えると、ドーマン法などやるべきではありませんでした。ドーマン法は、方法論を正しく学び対象を搾れば有効な発達支援の方法思います。但し、アメリカの小児科学会や神経学会などでは、この理論そのものが否定され、脳の発達段階に関する考え方も間違っていると指摘されていそうです。
発達の立場でいうと、文字で何かを「書き残す」という行為は、「その場にいない人に何かを伝えたい」という強い思いが動機となって始まります。それも、文字ではなく絵から始まります。
1歳3ヶ月のこの時期の子どもには、まだその場にいない人に伝えたいという思いがありません。絵もまだ書いていません。したがってこの時期に、文字を教える行為は無駄です。仮に覚えられても、使い道はアリません。せいぜい、親戚が集まったときに宴会で披露するぐらいでしょう。
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【参考】当時私が読んだ本は、下記のものです。