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育て直し 1988年 11月20日(日) 3歳1か月 3歳で「ケンケン」ができるようになる

【日記】
 明け方、梓がおもらしをして起きて私のところへやってきた。久しぶりに失敗したようだ。久美子が夜勤でいないので、私を起こしにきたのだ。着替えさせようとしが、なぜか、嫌がり逃げ回った。イライラして、かなりきつく怒ってしまった。梓がなぜかふざけ気味だったのと、私が寝起きで機嫌が悪いこともあった思う。👨‍🎓① 1発2発お尻を叩いてしまった。これはだめ。御免ね。

自分でやってくれたら…

 前の道路で七瀬と遊んでいたら「見て、見て」と梓が呼ぶので行ってみた。すると、ケンケンをして見せてくれた。👨‍🎓② 保育所で練習しているらしい。ケンケンが、なんと20回以上できていた。口で「ケンケン」と言ながら跳んでいるのがとっても可愛いかった。

ケンケンの連続は、難しい

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【解説】① 
 着替えながらふざけていたのではなく「遊んでいるつもりだった」と理解するのが一つの考え方です。朝起きたときにおもらししていても、お父さんのそばにきたので遊びたかったのです。たまたま『着替え逃げごっこ』になっただけです。
 もう一つの理解は、久しぶりにおもらししてしまったので「照れて逃げ回っている」というものです。お父さんを起こしたものの、なんだか気まずかったのでしょう。

着替え逃げごっこは、楽しい

 このように理解すると、腹が立ったりしません。つまり、いつの場合も「想像」で理解し「共感」しながら「やりとり」することが大切です。

【セリフ】『着替え逃げごっこ』の場合
父「朝から、もう遊びたいの(「想像」)。」
子「そう。遊びたい。」
父「それは、お父さんは嬉しいな(「共感」)。でもね。おもらしの着替え
 で遊びたくないな(「共感」)。」
子「???」
父「早く着替えてしまって、違うことして遊ぼう(「やりとり」)?ど
 う?」
子「いいよ。」
父「着替えたら、なにをしたい(「やりとり」)?」

楽しそう

【セリフ】照れている場合
父「久しぶりにおもらしして、恥ずかしいのかな(「想像」)?」
子「そう。しっぱいした。」
父「仕方ないね。たまには、そんなこともあるでしょう(「共感」)。」
子「しかたがない?」
父「そうだよ。しかたがない。それより、早く着替えて後始末してしまいま
 しょう「やりとり」)。」
子「あとしまつ?」
父「パジャマを着替えようということ。」
子「分かった。着替える。」
父「着替えたら、美味しい朝御飯作って上げるからね。いいでしょう(「
 りとり」
)。」
子「わかった。早くする。」
父「朝御飯は、何がいい(「やりとり」)?」

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【解説】② 
 3歳になると、身体のバランス機能が発達して、身体を使った遊びの幅が広がっていきます。その目印となるのが「ケンケン」です。「ケンケンができるようになっていれば、身体の発達は順調だと考えていいでしょう。

ケンパ遊び、につながっていく


 その他、「音楽に合わせて歩く・走る・止まる」といった動作や、「少し高い所からジャンプ」また「その場ジャンプ」もできるようになります。もしまだできないようでしたら、楽しく遊びながらケンケンや飛び降りを経験させて上げましょう(個人用のトランポリンも効果的です)。

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やまと たける
本好きです。本を買います。余暇のための本ではなく、勉強のための本を買います。よろしくお願いします。