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育て直し 1988年 7月14日(木) 2歳9ヶ月 甘えてきたときも、甘えさせる前に、必ず「すみません」が必要!!

【日記】
 七瀬がお母さんに甘えるのを見て、梓が羨ましがっている。自分も赤ちゃんっぽいことをしてくれとよく言う。「抱っこ」とか「食べさせて」とか「靴はかして」とか言いながら、赤ちゃんの真似をして見上げてくる。

甘えてくる

 そんな『愛情ください攻撃』には負けず「自分のことは、自分でしようね」と返すと、すごく悲しそうな顔になる。たまに、甘えさせてあげた方がいいのだろうか?👨‍🎓 悩むところだ。

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【解説】
 このように、三歳児が「甘えてきた時」はどうすればいいか?やり方は、2つあります。
 一つは、出来ない場面で助けてあげて、甘えたい気持ちを満足させてあげる方法。この年齢になるとできないことが少なくなってきているので、その機会が少ないのが現状です。
 もう一つは、「すみません」を使って「特別に」やってあげることです。お願いしているので、特別に本人ができることでもやってあげるのです。「特別に」をつけることがポイントです。

抱っこして!

 「すみません」を使わせるときの【セリフ】を書きます。

【セリフ】
子「靴、はかせて。」
父「靴を履かせて欲しいのか。分かった(「共感」)。妹がやってもらって
 いるのを見て、自分も手伝って欲しくなったのかな(「想像」)?」
子「そう。」
父「本当は、自分でできるけどね。仕方がない。じゃ、特別に履かせてあげ
 るから、その代わりお願いしてください。」
子「いいの?」
父「いいよ。ちゃんと『すみません』を使ってくださいね(「覚え 
 て」
)。」
子「すみません。靴をはかしてください(「すみません」)。」
父「いいですよ。こっちにおいで、履かせて上げるから。妹もね、もう少し
 大きくなったら自分で履くようになるからね(「覚えて」)。」
子「ヘぇー、そうなの?」
父「当たり前だよ。自分のことは、自分でするのが大人だからね。」

靴を履かせて!

#育児日記

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やまと たける
本好きです。本を買います。余暇のための本ではなく、勉強のための本を買います。よろしくお願いします。