育て直し 8月24日(月) 子どもと親の「思い」のぶつかり合いが『いや!』
【日記】 昔、作ってあげたティッシュの箱から紐をひっぱり出すオモチャがあった。少し遊んですぐ飽きてしまった。しかし、最近、そのおもちゃの紐の部分だけを使ってよく遊ぶ。紐を新体操のリボンのように振ってみたり、ロープとみなして綱引きをして喜んだりしている。👍 ひっぱり出すのは、飽きたが新しい遊びを考え出している。
自分の方から、3語文で色々話しかけてくるので大変面白い。機嫌のいいときは、こちらの言ったことに対して、「はい」としっかりした声で答える。機嫌が悪いと、「いや」と言って全く言うことを聞かないが…。👨🎓
👍 【解説】【セリフ】なし 「共感」で褒めてください
👨🎓 【解説】【セリフ】あり
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【解説】 機嫌がいいから「はい」と言って言うことをきき、機嫌が悪いから「いや」と言って言うことを聞かないわけではありません。子ども理解がずれています。
このケースは、「子どもの思い」と「親の思い」の「ぶつかり合い」とから理解していくことがポイントです。実は、子どもの思いと親の思いが一致したときに「はい」と言い、一致していないときに「いや」と言っているだけです。
というとことは、一致しなときに親がどう関わるかが『子育てだ』と言えます。平均タイプの子には、「やりとり」で親子の互いの思いを調整していくとそれだけで、子育てがうまくいきます。
しかし、発達が未熟か発達の凸凹ある場合は、「共感」で相手の思いが分かったことを伝え「覚えて」でルール・常識・マナーとしてはこのように行動するんだよと、根気よく伝えていくとが子育てになります。それが、定着すると「やりとり」が成立するようになります。
この育て直し【日記】で再三伝えていることです。決して、子どもの「いや」を叱ったり、ほったらかしにしたりしてはいけません。