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育て直し 1988年 5月16日(月) 2歳7ヶ月 「やりとり」(コミュニケーション)は、相互交通がポイント。一方通行では、意味がありません。
【日記】
梓が、ご飯の後にやってきて、私に急に話し出した。その時の会話。👨🎓①
梓「今日の朝、大きい象と小さい象作ったよ。」
私「急に、話すからびっくりしたわ。👨🎓② どうやってを作ったの。」
梓「ティッシュの箱にな、エート、マジックで顔書いてな、エート、大きい
象作ったよ。(それからな)はさみで色紙切ってな、小さい象作った
よ。」
私「へー、すごいね。でも、なんのために象作ったの?」
それだけ言うと、もう話は終わったと言わんばかりに黙って立ち去っていった。・・・なんか、寂しい感じ。
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【解説】①
これは会話と書いてありますが、「やりとり」になっていません。子どもが言いたいことを言っているだけです。そして、子どもの言いたいことを聞いているだけの親になっています。
子どもは、親からの質問を無視して答えていません。こういうときこそ、「やりとり」にしていく努力が必要です。つまり、こちらからの質問にできるだけ答えてもらうようにしていくのです。
この場合、追いかけていって、なんとか「やりとり」にするべきでした。
「動物園なの?ペットなの?ごっこ遊びに使うの?」「誰と作ったの?」
「なんて鳴くの?」何でもいいので話しかけていきます。
仮に「話したくない」と言われても、それも「やりとり」です。
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【解説】② 相手のことを考えずに、急に話を始めるのはマナー違反です。
これは、将来、小学校になったらトラブルの素になります。嫌がられたり、無視されたりします。きちんと「共感」と「覚えて」でマナーを教えましょう。「やりとり」で書きます。
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【セリフ】②
父「急に話し出したら、お父さんびっくりするでしょう(「覚えて」)。」
子「分かった。」
父「話したいことがいっぱいあるんだね。それはいいことだよ(「共
感」)。」
子「いっぱいある。」
父「でもね、話合始めるときは、『今、話してもいい?』と聞いてね(「覚
えて」)。そしたたら『いいよ』と言うからね。覚えた?」
子「覚えた。」
父「お父さんは忙しい時もあるしね。そういうときは、断ることもあるよ(「覚えて」)。1回練習してみようか。」
子「いいよ。」
父「じゃ、どうぞ。」
子「今、話してもいい(「すみません」)?」
父「今なら、時間があるからいいよ。どうぞ。何の話?」
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