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育て直し 1988年 9月14日(水) 2歳11ヶ月 『相手に気持ちや状況を聞いてから行動(要求)するスキル』も「覚えて」で教える
【日記】
8月に行ったときが楽しかったので、また水遊びをしようと同じ川(山沿いで水が綺麗)へ再び行った。もう寒くなったので「今年、最後の水遊びだよ」と言いながら行った。
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水遊びをしていると、梓がわざと後ろから私のズボンに水をかけてきた。振り返ってちょっと、怒った顔をした。梓は、その意図(お父さんが怒っている)に気づいて、それからあとは、私の方ではない方向へ水飛ばして遊んでいた。👨🎓 少しは、分かって来たようだ。
持ってきた弁当を食べて休憩中に、私の濡れたズボンを指さしながら、梓が言った「家、帰ったら、ズボッ着替えないとだめだね」。誰がしたんだ!!!!
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【解説】
相手の顔を見て行動を変えるのは「顔の表情をから、相手の気持ちが分かるようになってきた」からです。
発達に凸凹あのある子ども中には、視覚認知(見た情報をまとめあげる力)が苦手な子どもがいます。その子は、相手の表情や周りの状況を読み取るのが苦手になり、うまくコミュニケーション(「やりとり」)ができなくなります。そのため集団生活が、うまく送れません。特に、小学校に入ると、集団の規模が大きくなって困ってしまっようでうす。
注)実行機能が弱いタイプの子どもは、人の顔から情報を
取る気がないので、同じような現象が起こります。
![](https://assets.st-note.com/img/1719726443602-62BZI5MaDd.png)
そんなときは、「想像」「共感」「覚えて」「やりとり」を使って『相手に気持ちや状況を、聞いてから行動するスキル』を教えてあげましょう。「怖い顔をしたのに、水をかけ続けたとときにはどうするか」を例に書いておきます。
【セリフ】「やりとり」を使っています。
父「あのね、この顔を見てください。見た?」
子「見たよ。」
父「この顔はね、怒っている顔なの(「覚えて」)。覚えた?」
子「覚えた。」
父「『お父さんを驚かそう』とか『楽しまそう』と思って水をかけたんでし
ょう(「想像」)。それは分かっています(「共感」)。」
子「そうだよ。」
父「でもね。お父さんは着替えとかないから、濡れてしまうと『濡れたま
ま、車を運転しすること』になってしまうんだよ(「覚えて」)。分か
る?ズボンが濡れたまま、運転だよ。」
子「分かった。」
父「だから、『水をかけてもいいかどうか』聞いてから水をかけてくださ
い。『分からないとき(相手の気持まで)は聞く』と覚えておいて(「覚えて」)。分かった?」
子「覚えた。」
父「何を覚えたのですか?」
子「『分からないときは、聞いてからする』って覚えた(「やりとり」)。」
父「そうだね。よく覚えたね(「共感」)。」
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