育て直し 1988年 5月8日(日) 2歳7ヶ月 喧嘩するのは、頼み方を知らないから。知ってたら、話し合いをする。
【日記】
オモチャライブラリー(健常、障害の枠を超えて皆んな一緒に遊ぼうというボランティア活動)に、梓を連れて参加した。私が働いていた障害児通所施設のお母さん達に、誘われた。
初めての場所なので、梓はいつものように緊張していておとなしかった。しばらくすると慣れてきて、おもちゃに手を出し楽しんでいた。最後の方でおもちゃの取合いになり、ある子どもの付添のお兄ちゃん(小学生)と喧嘩になってしまった。👨🎓 (2歳と8歳が喧嘩???)どうして、そんなことになるのやら。
家に帰ってから、近くの児童公園に遊びに行った。そこで、始めて気がついた。鉄棒に、15秒くらいぶら下がれるようになっていた。👍 すべり台についている太鼓橋も、自分で登れるようだ。👍 降りるのは、途中から頭が前になる四つ這いになるので、怖がって難しい。
この間まで「怖い、怖い」と言い続けて、見向きもしなかった鼓橋なのに。きょうは、やりたいやりたいだった。本当に、梓は運動神経がいい。
👍 【解説】【セリフ】なし 「共感」で褒めてください
👨🎓 【解説】【セリフ】あり
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
【解説】
このエピソードは、喧嘩する悪い子どもの話ではありません。珍しいおもちゃが欲しい、好奇心の強いいい子どもの話です。しかし「どうしたら、それを持っている相手から、そのおもちゃを借りることができるのか?」を知らないで、困っている子どもなのです。
だから、仕方なく方法がなくて、無理やり取ってしまって喧嘩になるのです。
「想像」「共感」「覚えて」で「すみません」」(頼み方)を教えるチャンスです。親に頼むことは教えてきましたが、子ども同士でもできるように、「頼む」を般化するチャンスです。「やりとり」を使って書きます。
【セリフ】
父「そのおもちゃの自動車を、貸して欲しかったんだね(「想像」)。その 自動車かっこいいもんね、遊びたいんだね(「共感」)。」
子「かっこいい。」
父「そんなとき、急に黙ってその自動車を取ったら、今みたいに喧嘩になる
ね。」
子「うん。」
父「そいうときは『すみません。その自動車を貸してくれませんか?』とか
『すみません。僕の自動車と交換してくれませんか?』とか言うんだよ
「覚えて」)。覚えてね。」
子「覚えた。」
父「覚えた?じゃ、どっち言う。決めたら、さっきのお兄ちゃんに言ってお
いで。」
これを成功体験にするために、前もって相手のお兄ちゃん(8歳)に根回ししておくといいでしょう。小学生だから、協力してくれるはずです。
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