《ハヤカワポケミス初版完全収集》への道 その12
《ハヤカワポケミス初版完全収集》への道と、書いてますが、この記事を書いていて、結局、あと初版本が2冊足らないことが分かりました(この記事を書くために、本をひっくり返して調べた特典です)。頑張ります。
(と言っている尻から、昨日その内の1冊を買ったので、あと「ドグラ・マグラ」だけになった)
最後に、私がポケミス初版を集めていて、集めにくかったもののリストをざっと上げてこの記事をおしまいにしたいと思います。集めくかった理由は、あまり良く分かりません。とにかく、集めにくかったから、集めにくいのです。
303「Zの悲劇」 エラリー・クイーン
(1957年のものを、一生懸命探していた)
494「嘘から出た死体」 A.A.フェア
(この作者は、作品数が多くて苦労した。重なって持っ
ている本が40冊くらいある)
529「死のスカート」 E.Sガードナー
602「ガラスの村」 エラリー・クイーン
609「怪盗ルビー・マーチンスン」 ヘンリー・スレッサー
(和田さんの映画化のせいかな?)
644「ドアは語る」 M・R・ラインハート
646「アデスタを吹く冷たい風」 トマス・フラナガン
(再版が出て、初版が古本屋に出てきた)
651「運命の宝石」 コールネール・ウールリッチ
678「完全脱獄」 ジャック・フィニイ
(映画のせいかな?)
684「暴徒裁判」 クレイグ・ライス
698「ストリッパー」 カーター・ブラウン
(この作者も、数が多いので苦労した。早川書房さんは、なぜ、
この作者をたくさんだしたのだろう?)
746「女子高校生の鎮魂曲」 イヴァン・T・ロス
(これも、再版が出て、やっと集められた。再版、あり
がとうです)
809「殺人の色彩」 ジュリアン・シモンズ
862「恐怖が這いよる」 カーター・ブラウン
917「緋色のフラッシュ」 カーター・ブラウン(これと上記の2つは、
なくなった人の「蔵」処分で、ただで貰った)
1091「悪党パーカー/襲撃」 リチャード・スターク
(初版がなかなか見つからなかった。なぜ?)
1115「第三の女」 アガサ・クリスティー
(きれいな初版がない。人気作家だからだろうな)
1195「ロンドン橋が落ちる」 ジョン・ディクソン・カー
(なんか、本物を1回しか見たことがない印象。
もちろん、それをすぐ買った)
1237「フランクフルトの乗客」 アガサ・クリスティー
(新刊を買いそびれたら、なかなか買えなかった)
1399「ひそむ罠」 ポワロー・ナルスジャック
(新刊がでたころ、この作者は嫌いだったので、買
わなかった。あとから探したら、古本屋さんでな
かなか見つからなかった)
1404「野獣世代」 ポワロー・ナルスジャック (同上)
1490「月に住む女」 ドナルド・シームクール
(なんんじゃこれと、新刊を買わなかった)
最後の付け足しに、集めている内に重なって集めてしまった(傷みがひどくて買い替えたり、初版だと思ったが初版じゃなかった、初版じゃないけどとりあえず買った)ポケミスたちの集合写真 (本当は、あと300冊くらい別のところに散らばっている)をもう一度掲載しておしまいにします(それこそ、重なり本は売るほどある)。
私のポケミスコレクションは、これらの初版コレクション棚から外されてしまったポケミスたちの上に成り立っている。
《ハヤカワポケミス初版完全収集》への道 の記事は、これでおしまいです。ちょっと書くつもりが、結構長くなってしまった。記事を読んでくださった皆さん、ありがとう(ポケミスの話、誰かにしたかったんです!!)。