育て直し 1988年 1月12日(火) 2歳3ヶ月 今していることに満足させて場面転換するか、次に興味あるものを持ってきて、場面転換するかの2つの方法がある
【日記】
最近、りんごなど「お父さん、これ食べ」と気を使って勧めてくれたりする。👍 とてもうれしい。
失敗したときに、「ごめんね」が素直に言えるようになった。👍 「これしてから、あれしよう」ともよく言う。👍 だから、自分で場面切替ができる。「~してから~する」と場面切り替えにずっと取り組んできたことが、やっと実ってきたようだ。
数字が「4」まで理解できている。だから、ブロックや自動車、チョウチョなどいろいろなものを4つまでよく数えて遊んでいる。👍
梓は、よく歌を歌う。それも、歌詞通り歌わない。自分で勝手に替え歌にしている。最近は、子門真人の『ホネホネロック』にハマっている。なかなか面白い替え歌を作る。
それを利用して、ブロックを片付けてもらおうと思いついた。まだ、遊んでいる梓を前に、「ソロソロ…ないないロック、ないないロック」と歌いながら片付け始めた。👨🎓 すると、梓はまだ遊びたいので対抗して「あそあそロックあそぶぞロック」と歌い返して遊び続けていた。ふーーーー。やるな。
👍 【解説】【セリフ】なし 「共感」で褒めてください
👨🎓 【解説】【セリフ】あり
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【解説】
「これしてから、あれしよう」という切り替えの声かけができているのだから、歌などでごまかさず「想像」「共感」でそれを使えばよかったのです。それが、見通しの声かけなのですから。
今しているブロックに満足させて場面転換するか、次に興味あるもの(好きなもの)を持ってきて、場面転換するかのどちらかの方法を使いましょう。
【セリフ】今しているブロックに満足させて場面転換する方法
「ブロックをおしまいにして、ご飯を食べよう」と言ったが、なかなかブロックをやめない。
父「もっとブロックしたいんだね(「想像」)。」
子「遊ぶ。」
父「ブロックは面白いもんね(「共感」)。」
子「ブロック、好き。」
父「でもね、そろそろ御飯の時間だよ。」
子「ええ!!!やだ。もっと遊ぶ。」
父「ブロックであと1回ロボットを作ってあげるから、それを真似して作っ
たらブロックをおしまいにしようか(「やりとり」)?」
子「ロボット作る。」
父「それでいい?ロボット作ったらご飯だよ。」
子「分かった。」
【セリフ】次に興味あるものを持ってきて場面転換する方法
「ブロックをおしまいにして、ご飯を食べよう」と言ったが、なかなかブロックをやめない。
父「もっとブロックしたいんだね(「想像」)。」
子「遊ぶ。」
父「ブロックは面白いもんね(「共感」)。」
子「ブロック、好き。」
父「でもね、そろそろ御飯の時間だよ。」
子「ええ!!!やだ。もっと遊ぶ。」
父「今日のご飯は、大好きなハンバーグだよ。」
子「ハンバーグなの?」
父「さっさとブロックお片付けして、大好きなハンバーグを食べようよ。
(「やりとり」)。」
子「ハンバーグ、好き、食べる。」
父「じゃ、片づけよう。」
子「分かった。」
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【参考】『ホネホネロック』は、当時『泳げたいやきくん』に続き、子ども
の間で流行っていました。