育て直し 1988年 8月4日(木) 2歳11ヶ月 「~は、なに?」とか「~は、どうしたらいいの?」と言い出したら、それは「やりとり」の完成です
【日記】
お風呂に一緒に入っているときに、「ジャンケンを教えて」と言われたので教えた。👨🎓 保育所で、教え始めたのかな?グーチョキパーの形を示しながら「チョキのはさみで、グーの石は切れないね。でもパーの紙は、切れるね…」と、じゃんけんに意味を付けながら丁寧に教えてあげた。そしたら、1回で理解して、勝ち負けもちゃんと分るようになった。👍
その後、お風呂の中で、何回もじゃんけんして遊んだ。そのおかげで、私がちょっと湯当たりしてしまった。
お風呂から上がってから、うち子は天才だと思った。「ジャンケンがすぐ分かる子は、世界にそんなにいないだろう」と思った。でも、すべての親がみんなそう思うだろうなとも思った。
👍 【解説】【セリフ】なし 「共感」で褒めてください
👨🎓 【解説】【セリフ】あり
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【解説】
「~教えて」と言って来たのは素晴らしいことです。「やりとり」が、子どもの側から「すみません」を使って始まっていることになるからです。これは「やりとり」が完成したことを意味します。
子どもが「~は、何?」とか「~は、どうしたらいいの?」といい出したら「やりとり」の完成と覚えておきましょう。
しっかり「共感」で褒めて、次からもどんどん質問して欲しいことを「覚えて」で教えておきましょう。
【セリフ】
子「ジャンケン教えてください(「すみません」)。」
父「へぇ-、ジャンケンを教えて欲しいんだね(「共感」)?保育所で、や
っているのかな(「想像」)?」
子「そう。やってる。」
父「そうなんだ。いいよ。ジャンケン教えてあげるね。チョキのはさみでグ
ーの石は切れないね。でもパーの紙は切れるね……」
ジャンケンの説明と子どもの反応が続く
父「どう分かった?」
子「分かった。ありがとう(「すみません」)。」
父「色々教えてと言われるとお父さんは、とっても嬉しいよ(「覚え
て」)。これからもいろいろ聞いきてね。どんどん教えるよ(「覚え
て」)。」
子「いろいろ、聞く。」
父「待ってるよ。」
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【参考】『じゃんけんの起源』を調べてみました
1800年代後半の日本の九州で発明されたと言われています。その後、江戸 時代から明治時代にかけて日本中に広まり、明治時代の文明開化後で世界に広まりました。
【日記】で説明していますが、紙(パー)が石に勝つ理由を説明しようとして「あれ?」となる人がいるようです。「石は紙に包まれてしまうので、紙が勝ち、石が負ける」と説明するといいでしょう。