見出し画像

育て直し 1987年 5月15日(金)1歳7ヶ月 行動で思いを伝えてきたら、それを言語で言うように教えていく

【日記】
 私がビデオや新聞を見ていると「いないいないばー」と言って、ふざけた振りをしながら邪魔をしにくる。①👨‍🎓 どうやら「自分と遊べ」という意味らしい。でも、イナイイナイバーでは、分かりにくい。

 夕方、この間買ってあげてBブロック、で何かを作っていた。しかし、ブロックがうまくつながらなかったらしい。ブロックを投げ捨てて、怒っていた。②👨‍🎓 これも、何で怒っているか、分かりにくい。

うまく、ブロックが繋がらない…とは、分からない

 大人の言葉の真似が、さらにうまくなった。「ブロック」と教えるとかなり正確に「ぶろっく」と発音している。👍 もうすぐ、自由に話をし出すのいだろうか?

 車の図鑑が好きで、1日の内に何回も一緒に見ている。その時「これはバキュームカーだよ」などと名前を教えている内に、かなりの数の車の名前を覚えてしまった。👍 内の子は、天才かも(これは、子どもが小さときに、みんなそう思うらしい)

こんなやつだった

   👍 【解説】【セリフ】なし  「共感」で褒めてください    
   👨‍🎓 【解説】【セリフ】あり

   🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙

 【解説】
 ①も②も「行動で自分の思いを伝えている姿」です。凸凹タイプの場合は、これを放っておくといけません。何度も書いているように、「行動で思いを表現すること」が正しいと思って、その行動パターンが定着してしまうからです。
 因みに、平均タイプは日記のような場合「遊んで」と言ったり「くやしい!」と叫んだりします(いったって、普通です)。

 だがら「想像」と「共感」「覚えて」で毎回毎回、言葉(セリフ)で「どのように言うのか」を伝えることが、この時期の子育てのポイントになります

うまく言っているときは、いいのだが・・・

  両方とも、すでにお父さんは「想像」はできています。あとは「共感」と「覚えて」で言語化するだけです。ブロックの方を例で書きます。

【セリフ】 ブロックの前で、癇癪を起こしブロックを床に投げつけて泣いている。

父「どうしたの?ブロックがうまくつながらないみたいだね(「想像」)。」
子「わぁーん」
父「そういうときは、なんか知らないけれど腹が立つよね(「共感」)。」
子「わぁーん」
父「だから、そういうときは「くやしい!」と叫ぶといいのよ(「覚えて」)。ブロックを投げても、何も伝わらないし、ブロックが割れると危ないからね。覚えた?1回いってごらん。」
子「くやしい。」
父「すると、お父さんが『どれどれ、教えてあげようか』とあなたところに
 行くだんよ(「覚えて」)。」
子「・・・(そうなんだ)。」

 もちろん、この後『頼ませてから、親切にする』を忘れてはいけません。

困ったときは、言葉で頼む


本好きです。本を買います。余暇のための本ではなく、勉強のための本を買います。よろしくお願いします。