育て直し 12月28日(水) 妹に上手く関わると兄も育つ
【日記】 七瀬が成長してきて、意思が出てきた。だから、七瀬と梓が、我の張合いをして「けんか」がよく起こる。梓は、どうしたらいいのか分っているのに意地になって譲ってやらない。七瀬は、ただ訳も分からずに自分の要求を通そうとしているだけ。
しかし、今日の梓は、ちがった。「積木を貸して欲しい」という七瀬に、積木を譲っていた。👨🎓 当たり前だが、喧嘩は起こらない。よかった。
こんなことが起こるなら、もっと早く「お兄ちゃんだから、譲りなさい」と説明した方がよかったのか?
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【解説】 お兄ちゃんに「妹とどう関わっていくのか」を教えておくのは、いいことです。「親が妹にやっている方法を、教えましょう」ということです。
それは、兄が妹を育てるということが、これからたくさん起るからです。それに、人が人に関わるという行為は、関わった本人が賢くなるという効果もあるからです。つまり、妹に上手く関わっていくと、兄も育つということです。
兄が妹に「すみません」の使いを教える方法を書きます。
【セリフ】
「梓、積木を七瀬に貸してあげて偉いね(「共感」)。」
「うん。えらいね。」
「でもね、黙っている七瀬に、親切だと思って貸したらだめだよ(「覚えて」)。」
「だめなの?」
「間違っているよ。貸してあげるときに、七瀬に『貸してください』と言わせてから貸してあげてね(「覚えて」)。」
「『かして』と言わせる。」
「七瀬も、言葉を覚えて賢くなってもらいたいからね(「共感」)。分かった?」
「わかった。」
「『貸して』と言わせてね。」
「うん。」
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