最近、Googleの容量がすぐになくなってしまう。iPhoneのストレージをなんとかするためにGoogleフォトを入れたせいだ。容量がいっぱいなので来月からgmailが届かなくなりますという恐ろしい警告まで表示される。そのたびにいらないメールやファイル、写真を削除してほんのわずかに隙間をつくっては、またいっぱいになって、を繰り返している。 優先的に削除すべき写真がデータ量の大きさに基づいて表示される。高校時代に学級代表だった友人が行事ごとにつくっていたスライドショーとか
ひさしぶりに連絡をとった高校の先生が、このnoteを読んでくださっていることを知って、恥ずかしかったけれど嬉しかった。その先生は初めて自分が自分らしくお話ができる先生だった。それまで出会った先生方のせいにするつもりはなくて、自分が子どもだったというだけだけど、でも、18歳の自分を子どもからひとりの人間にしてくれたのは、間違いなくあの先生だった。 読まれているかもしれないと思いながら書いているけれど、ひとことも嘘じゃない。先生には嘘はつけないしつきたくない。ただ、わたしに
2年ほど前のある日の夕方、東大路通を友人と歩いていた。彼はいくらかの前置きのあとで、文芸誌をつくりたいといった。 わたしは高校時代に1冊だけ、文芸誌をつくったことがあった。いま考えても、すごくいい本だった。あれは楽しかった。 そんなことを思いだしながら、つくろう、といった。猫が好きな彼は、文芸誌に『木天蓼』と名前をつけた。 わたしの大学の文学部に、『木天蓼』という文芸誌が誕生した。サークルではない。書いたことのあるひともないひとも、小説も詩も短歌もエッセイも歓迎。
2025年の手帳を買った。留学中の台湾で日本のものを買うとちょっと高いし、紙の手帳を使いこなせたことがないので迷った。でも、さまざまなカテゴリの予定を同時進行させがちであり、なにごとも自分の手でまとめたほうが情報や考えを整理できる性質なので、社会人になる前の1年間、紙の手帳を試してみたかった。余白がたくさんある手帳を見つけたので、思い切って買った。 袋を開ける。薄い紙に包まれている美しい手帳。ページをぱらぱらと開く。あっ、と思った。 いい匂い。いい匂いがする。新しい
音楽をしっかりとやっている友達が好きなアーティストを教えてくれた。女性のシンガーソングライターで、彼女を好きだと言っていたりストーリーにあげたりしていた友人が何人かいたので、そう伝えて、人気なんだね、と勢いあまって言ってしまった。 いや、人気じゃない、と笑いながら否定する友達。曰く、めっちゃ売れてたり有名だったりはしないその人を好きな自分が好きだから! 言いながら笑っている。だからみんなから人気だと困るらしい。そうかぁ。こういうとき気を悪くするんじゃなく開き直って伝えてく
今日あったうれしいこと1 京大短歌の布野さんが笹井宏之賞で永井祐賞を受賞した。おめでとうございます。早く読みたいな。歌集も出してほしいな。未来の読者、ここにいますよ(出版社へのアピール)。 最近京短には良いニュースが多い。端っこでたまに歌を詠んだり素敵な歌集を教えてもらってうれしくなったりしているだけの自分は、良いしらせの喜びにただ乗りしているような状況だけど、それもなんだかんだ許されていると思える京短の雰囲気が好きなので、なんとかして恩返ししたいものだ。作歌の面では先を
読んでくれているかたへ。台湾日記ですが、近々いくつかを除いて非公開にする予定です。ひとにずっと読んでもらう文章にするのは難しかった!元気でやってるよ報告のために、新しいものの更新はできるだけしていこうと思います。日記チャレンジを見守ってくださってありがとうございました!
ひさしぶりが 嘘みたいに聞こえて もしかして昨日も明日も 一緒にいたりしないかな 電車に揺られた日ばかり 覚えているわたし ガラスに映るふたりの ぼやけた輪郭が いちばんいい、 たぶんそれ以上の夕暮れはないよ 海がみえる そのたびガラスにちょっと近づく 海がない街に生まれたから 海はいつも窓の向こう 踏切は越えないほうがいいし 波は被らないほうがいい 海のつめたさを わたしは知りたくない 電車が狭い線路に入る 夢の話をする 電車はすこし傾く すこしだけ 海がみえる
今日で台湾に来てから3週間なので、これまで食べたものから、リピートしているくらい好きだったものやお店を紹介する。部屋にキッチンがなく、共用スペースには流しやレンジがあるのみな( IHも言えば借りられる?みたいだけど使っているひとを見たことがない)寮暮らしなので、毎回外食かテイクアウト。来たばかりの上、今回はリピート縛りなので台湾大学付近のお店ばかりですが、おすすめです。 ①潮味決 湯滷專門店 台北公館分社 麺入りの鍋、みたいな料理で、具材やスープ、麺の種類をかなり自由
朝ごはんを食べられなかったまま学食を食べたところ、胃の調子が悪くて、気分があまりよろしくなかった。 それでもなんとか授業は聴講でき、帰宅してしばらく断食していたら良くなった。絶対夜市とかき氷で弱った胃に油っぽい学食を与えてしまったからだ。学食メニューが時間帯のせいでいつもより豊富で、野菜やわかめが多いからといって油断した。 木天蓼のメンバーとzoomでミーティングをした。集まった原稿が良いという話で盛り上がる。至福の時間。 最近、知り合ったばかりの人と話す時間が
朝はきちんと起きて、いつも通り焼き芋を食べて出発できた。 中国語を学ぶ授業のレベルが想像以上に自分に合っていて、言ってることがわからなくないけど、新しいことを学べる。そして喋る機会もちゃんとあって、しっかり勉強できそうだった。 昼ごはんは蔥抓餅。蔥油餅が食べたかったが、お店になかった。違いはまだわかっていない。 原稿を書いて洗濯したら、ボランティアのりょうさんとごはんに行く時間になった。行き先は南機場夜市。去年の春休み、台湾に行ったときも訪れた場所で、人気の焼き
昼ごはんと夜ごはんで外出したほかは家でずっと原稿を書いていた、と言いたいところだが昼寝をしてしまった。浅い眠りのせいか、妙に鮮明な夢を見た。 そういうわけでいまは全然眠くないのだけど、1時間以内に寝ようかなと思っている。明日から、朝8時10分から中国語の授業がはじまるのだ。 大学で1限の授業を取らなくなって久しいし、そもそも夜更かし癖があるので、週5で朝8時10分から授業って。生活習慣が変わってしまいそうだけど、おそらくはいい方向への変化なのでちょっとわくわくしてい
台湾に着いてすぐのころ、台日作家交流論壇というイベントが台湾大学の文學院から案内された。ゲストに金原ひとみさんが来られる、同時通訳もあると聞いて、古亭駅そばの真劇場まで散歩し、参加してみた。 会場には中島京子さんも来られていて、『夢見る帝国図書館』が大好きなので、勇気を出して話しかけてみた。自分が台湾大学の留学生であることを伝え、研究の話になったけれど、もっと本の話をすれば良かった。けど、書いた小説家に作品の話をどうしていいかわからないし、好きです、としか言えない。だか
さっきまで、仲良くなったばかりのひとたちとMBTIの話をしていた。ほぼ初対面なのにお互いのMBTIを当てようとか、無理じゃないかと思うしわたしは全然わからないけど、当てられるひともいたしみんな根拠のある推測ができていた。 わたしはひとのことを捉えるのがあまり得意じゃないので、「こういうひとだよね」ってイメージができたとしても何かがきっかけで一瞬にして変わってしまうことが多いし、自分が好きだなと思うひとたちはだいたい「どんなひとなのかよくわからないから面白い」「仲良くなる
11回目からタイトルをつけようと決めたのに、あまりにまとまらない1日なのでつけられなかった。 朝、郵便局で寮の家賃の振り込みを全て終わらせた。寮から来たメールだと遠くの銀行まで行かないといけないと読み取れるのだが、そんなことはなかった。最寄駅の地下の郵便局でやりました。だからたぶん台湾大学内の郵便局や銀行でもできるはずで、英語対応が絶対必要で不安ならそちらへ行ったほうが良いかも。と、未来の留学生にいい情報を与える顔をして書いてます。いまだにUbike乗ってないのに。
台湾に来てから、スマホはSIMカードを入れたら自動で台湾時間が表示されるようになったけど、パソコンの時計と腕時計は何もしていないので日本時間の表示のままになっている。 だからいままでパソコンで作業していて、0時半だと思っていたら、日付が変わっていなかった! うれしい! 最近、睡眠不足だと寿命が短くなるとかいうツイートをよく見かける。別に科学的根拠のあることではないんだろうけど、その人の実感に基づいて言われることのほうがなんだか身に迫る。(っていう感覚が、ネットの情報に踊