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「旅の名著」といえば?

オーストラリアでワーホリ中🇦🇺
旅人担当のズーミンです👍

昨夜から、旅のバイブルとして知られる沢木耕太郎さんの『深夜特急』をようやく読みはじめました。


元々読むのが速いことに加え、自分の好きなジャンルであることや、文章の読みやすさも相まって、もう6冊中2冊を読み終えてしまいました。

中でも気に入った一文はこちら。

急ぐ必要はないのだ。行きたいところに行き、見たいものを見る。それで日本に帰るのが遅くなろうとも、心を残してまで急ぐよりはどれだけいいかわからない。そうだ、そうなのだ……。

『深夜特急2 マレー半島・シンガポール』 沢木耕太郎

この本を読んでいて旅への想いが募ってきているのは間違いないのですが、ふと、「旅の名著」といえばどんなものがあるのかな?と思いました。


ちなみに、僕が挙げるとすれば2つ。
星野道夫さんの『旅をする木』と、
筒井康隆さんの『旅のラゴス』です。


前者は言わずもがな、アラスカ写真家の第一人者である星野道夫さんの短編集で、素朴な文体で雄大なアラスカが描かれています。

その場に居ながらにして、遥かなるアラスカの大自然を想って心が揺さぶられるのが、自分でもわかります。

僕の尊敬する知人も、この本に影響を受けて、長年アラスカを夢見て、先日ついに到達したそうです。すごい。


後者は「時をかける少女」などの原作で知られる小説家の筒井康隆さんによるもので、いわゆるファンタジーです。

なので僕たちの現実世界とは違う物理法則が働いていますが、それでも旅をすること自体は同じです。

個人的に気に入っているのはラストシーン。
仮にも旅人を名乗っている身として、考えさせられるものがあります。
僕が何度も読み返した作品で、旅やファンタジーが好きな方はお勧めです。



他には去年僕が旅人になってすぐの頃、愛媛県のゲストハウスで読んだ『アルケミスト』も旅に出たくなる本でした。

みなさんもオススメの旅の本があったら教えてください!


P.S. トップ写真はいただいたアドバイスをもとに今夜撮った星空写真です。
おかげさまで良くなりました!
アドバイス下さった方ありがとうございました😊

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