【SNRI】抗うつ薬サインバルタ ミルタザピン(リフレックス)の離脱症状【NaSSA】
最近もちょくちょく見ていただいている私の記事↓
離脱症状についての体験談が意外に少ないというのは、驚きました。
この記事によって少しでも役に立てたようなので、書こうと思ってずっと書いていなかった他の抗うつ薬についての離脱症状についても書いていこうと思います。
離脱症状について自分で対策したことは↑の記事にありますのでそちらをご参照ください。その代わり今回は、離脱症状と共に「働く」ということも書いていきたいと思います。
イフェクサーの離脱症状を耐えた僕ですが、その一年後には、うつを再発していました。そこで初めて処方されたのは即効性の高い、
ミルタザピン(別名リフレックスまたはレメロン)でした。
これは今まで服用していたSNRIと種類が違い、NaSSAという種類の薬でした。結論から言ってしまうとこの薬における離脱症状に関して僕は、
特に感じませんでした。
ただし、この薬は効くのが非常に早いです。初めて服用したその日の夜には体がズーンと重くなり、今まで感じていたうつのひどい時に戻った時のような身体感覚でした。この感覚は数日たつと気にならなくなりました。医師も職場の早期復帰を考えて即効性と離脱症状の少ないものを選んだのかもしれません。
ミルタザピンを服用してもそれでも朝に辛くなるというのは相変わらずで、医師に相談したところ、追加で処方されたのが、
サインバルタ(デュロキセチン)でした。
その時の記憶が曖昧なのですが、おそらく並行して飲みながら、そのうちミルタザピンからサインバルタに薬を変えたと思います。結局このサインバルタ20mgを半年近く飲んでいました。
こちらは離脱症状が結構ありました。
ただし、イフェクサーの時とは少し違いました。ブルっとする痙攣や↑の記事でも言っていた耳が詰まるような感じになるといったシャンビリももちろんありましたが、厄介だったのは
一瞬意識が飛ぶということです。
特に歩いてる時が怖いです。片足を上げてからおろして、地面につくまでのその瞬間に、意識がほんの一瞬飛び、目の前が真っ暗になり、それが戻ると地面に足をついているのです。
それに加えて、慢性的なだるさが襲っていました。ちなみに、この症状が軽くなるのに僕の場合2週間、ほぼ気にならなくなるのに1か月かかりました。
今考えるとびっくりするのですが、僕はこの離脱症状の中働いていました。
しかも肉体労働で・・・めちゃくちゃきつかったです・・・でも働かないと生活できなかったものですから。だから一番は離脱症状中は働かない(あたりまえ)。
働くならば、無理をしないこと。
意識が飛ぶので、其の時は一呼吸置きながら作業することを心掛けました。ただし、きつかったとはいえ、肉体労働だったことが功を奏したことがあります。それは、
常に歩いている。身体を動かしている。
ということです。立ち仕事は座り仕事に比べて、精神疾患になる人の数が少ないそうです。うつの症状を改善するために散歩が推奨されますが、歩くことでセロトニンの分泌を促進できる軽めの肉体労働だったのは、きつくはありましたが回復の助けになりました。
仕事はしていなくても、激しくなくていいから身体を動かすのはすごく大事なことだと実感しました。
簡単ではありますが、一応僕が経験したサインバルタの離脱症状について書いてみました。なにか聞きたいことがあればコメントください。答えられる範囲でお答えしますので。