携手共进ーー悩みは他人に話しても何にもならないが、何とかなる
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【携手共进】
ピンイン:xié shǒu gòng jìn
意味:手を取り合い、協力し合って共に進むこと。
『悩みは他人に話しても何にもならないが、何とかなる』
人は皆、それぞれ課題を抱えている。
そして課題はバラバラであり、且つその人だけのものである。
「他者との共同の課題」というものは、厳密にいうと存在しない。
似たような境遇であっても、各自の性格や置かれた環境など、何か一つの条件が異なれば課題の性質は違ってくる。
なので実質、人は互いに問題を分担し、課題を解決し合うことは不可能なのだ。
但し、人はそれでも助け合える。
実際に相手の課題に手を出すことは出来なくても、それが良い方向に向かうよう、ポジティブなエネルギーを送れるのだ。
悩み込むと、誰かと話しをしたくなる人がいる。
それに対し、「自分の悩みを他人に話して何になる」と思う人もいる。
この二つの考えは対立しているように見える。
けれども、「どちらも正しい」というのが私の考えだ。
「悩み」自体においては、誰かと共有したところで何にもならないのが現実。
但し、誰かと会話することで「課題解決」に作用力が起こるのも事実だからだ。
悩んでいる本人が他者と関わることによって、「課題」への態度が変わる。
信頼できる人と話を交わし、リラックスした時間を過ごすことでエネルギーを得られれば、
より力強く「課題」に取り掛かれる。
私達は、互いに「課題を解決し合う」ことは出来ない。
だが、よりよく課題解決が進められよう、相手を支えることが出来る。
私も思い詰めると、誰かと話したいと思う時がある。
けれども、それは会話を通して課題を解決したいというよりも、楽しい時間を共有する為。
他愛のない雑談をし、心から笑い合える時間を通して、自分を元気にする為だ。
明るいエネルギーをもらいご機嫌でいられば、
「大丈夫、きっと何とかなるだろう」
と思えるようになる。
物事を冷静に捉えられるようになり、体調も整う。
私は趣味について語ることで気持ちが明るくなるタイプだ。
仲間と大好物の料理を心ゆくまで味わい、世間話で騒ぐことで力が涌く人もいるだろう。
中には自分のぐるぐる思考を実際に口に出し、ひたすら誰かに聞いてもらうことで、
頭がすっきりクリアになる人もいる。
私達は、誰かの代わりに課題を解決することは出来ない。
でも、立ち上がり、課題解決に向かって進んでいけるパワーをこうしてお互いに補充し合えることは出来るのだ。
悩みは他人に話しても何にもならない。
でも、何とかなる。
📚上機嫌でいる。それだけで、大きなパワーだ
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