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恰到好处ーー毎日多くても〇〇時間以上は勉強しないぞ!

(929字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)

【恰到好处】

ピンイン:qià dào hǎo chù
意味:丁度よく、程度が適切であること。

『毎日多くても〇〇時間以上は勉強しないぞ!』

 学習計画を決める際に、「毎日少なくとも〇〇時間勉強するぞ!」といった目標設定をする人がほとんどの中、私だけが
「毎日多くても〇〇時間以上は勉強しないぞ!」
という異質な勉強目標を立てている。

 勉強時間の上限値を決め、それを超えないよう気を付けているのだ。


 こうなってしまった理由は、大きく分けて三つある:

①低い自己肯定感
 ②焦りやすい性格
 ③疲れに対して鈍感


 いくら勉強しても、私は「良く頑張った」「新しい知識をたくさん学べた」と自分を褒めることはあまりない。
 むしろ学べば学ぶほど、「知らないことばかりだ」「私は全くダメだ」と、出来ていない部分に注目しがちだ。

 そこで「このままだといけない」「周りに置いていかれるんじゃないか」と焦り出す。
 学んでも学んでも「全然足りない!」と思ってしまうので、空き時間を出来る限り勉強に回さないと罪悪感が出て、体力の限界まで頑張ってしまう。

加えて鈍感な体質であるので、疲れてもまだまだいける!と錯覚してしまい、倒れ込むまで限界に来ていることに気付かない。
 そして倒れ込むと更に自己嫌悪に拍車がかかる。
 回復後は頑張り過ぎが更にエスカレートし、また余分に疲れやすくなって倒れてしまう。


 こんな悪循環に入ってしまった状態で、安定した学習が出来る訳がない。
 急いで上達しているつもりが、かえって成長を妨げてしまうのだ。

 一日でオーバーに知識を詰め込んでも忘れやすい。
 記憶に定着されるには繰り返し反復練習が必要であり、少しずつだけでも日々コツコツ続けるのが肝心だ。

 なので一日の勉強量を過剰に増やすよりも、どうやったら長続き出来るか、継続状態をどう維持するかがポイントになる。


 もしこの記事を読んでいる方に頑張り屋さんがいたら、是非一度心に余裕を持てるよう工夫をしてみては如何だろうか。

 学習項目と量を明確化し、それ相応の上限勉強時間を決める。
試行錯誤を繰り返し、自分にとって疲れにくい、継続しやすいパターンを見つけ、安定した勉強スケジュールを立てるのだ。


 良い学習効果の為にも、十分な勉強量と、十分過ぎない勉強量を確保することは大事だ。

📚それぞれに合った「最適量」の努力を

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竹子(たけねこ🐈)
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