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#32 3年ぶりに風邪(?)を引いた
(1100字・この記事を読む所要時間:約3分 ※1分あたり400字で計算)
実のところ、これが果たしてただの風邪なのか、或いは某ウイルスに感染したのかは実態が分からないままである。
喉に何かつっかえているような違和感があると思ったら、続いて咳・鼻水が出、しまいには肩・腰・膝……節々に痛みを感じるようになってしまった。
思うように身体が動かない。
ひたすら布団の中で休むことにし、会社に病欠の連絡を入れた。
早朝、体温を測ってみる。37.3℃と出た。
発熱の基準は37.3℃からと聞くので、結構ギリギリなラインにきている。
微熱と言ったところだろう。
水を飲み、入眠。
昼。たっぷり寝たせいか妙に脳がクリアである。
体温を測る。36.8℃まで下がっていた。
火照りはまだあるが、数値上はすっかり正常になっている。
簡単な食事を取り、真昼で気温が暖かいうちにさっとシャワーを浴びた。
その後、ひたすら睡眠。
夕方に目が覚め、水分補給をする。
体温を測る。今度は36.6℃だ。
まだ筋肉痛・喉の痛みは多少残っているものの、火照りは随分と減った。
徐々に回復に向かっているようだが、風邪であれ某ウイルスの感染であれ、こんなにもあっさりと治るものなのか。
疑問を持ちつつ、もうこれ以上眠れないので、起きて語学勉強をする。
夜、体温36.4℃。面白い程数値が下がり続けている。
筋肉痛がほぼ消えた。
昼間あれだけ寝たのにも関わらず、ぐっすりと入眠。
翌朝、出勤。
抗原検査キットも持っておらず、某ウイルス重症者と鉢合わせになるのが怖いので病院にも行かず、結局自分が陽性だったのかどうかは分からなかった。
症状を伝えると、周りは口を揃えて「陽性に違いない」と言う。
だが、1日だけの自宅療養で元気になれたこと、そこまで高熱にならなかったこと、味覚も正常だったことで普通の風邪だった可能性も無くはない。
そしてじっくり休めたせいか、何故か不思議とすごいスッキリとした気分だ。
まだ咳・鼻水は目立つものの、心も身体も軽くなっていた。
実のところ、ここ数週間、ずっと無気力で何もしたくなかった。
まとまった休み時間が取れなかったのも問題だろう。体力が非常に不足していて、何をしてもすぐに疲れてしまうのだった。
なのに、今は心の底から「働きたい、勉強したい、家事をしたい」意欲がムクムクと湧いてくる。
やる気が出なくても、焦る必要はない。
十分に休み、心身共に回復すれば、それはまた自然と出てくるものなのだ。
そうと考えれば、今回の不調は風邪も某ウイルスも関係無く、ただの過労によるものだったのではと思う。
パンデミック真っ只中で、体調不良に対しこんないい加減な態度で良かったのか。
自責しつつも、まあでも何とかまた働けるようにはなったし、「終わり良ければ総て良しとしよう」と流してしまう私なのであった。
📚ストレスは万病のもと
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