マガジンのカバー画像

18
運営しているクリエイター

記事一覧

今日もきみが生きてるって事実だけが絶対的で私を救ってくれる

存在

証明なんかいらない、存在するだけでいい。彼に全く同じことを思う。私と彼の関係を証明するものはなにもないし、そもそも中身が空っぽだ。それに私を証明するために彼の存在を使うなんて傲慢なことなどできやしない。彼にとっては私の存在などどうでもいいから。いつだって私は大きな母体の中に居る。個にはなれない。
彼のことを考えるだけで泣きそうになってしまうよ、すきとかあいしてるとか、もうそういう次元ではない気がす

もっとみる

彼と同じ言葉を持って、同じことを考えていることがすごくすごく嬉しい。言葉を話すということは選択の連続で、奇跡の連続で、だから彼と同じ選択を無意識に頭の中でして、同じ奇跡を手繰り寄せたことがものすごく嬉しい。私達、何も知らないけど言葉で繋がってるね

どんなにあまい言葉よりも、きみの口から零れる「死にたい」が心を溶かすんだ

君の手の温度が知りたい。君の声みたいに暖かすぎるのかな

明晰夢

涙が出そうなのを必死にこらえてる彼をみて、一生幸せでいてほしいと、ひどく思った。会場を見る瞳が、愛おしいものを見るようなそれをしていたから。キラキラ反射していて、涙が、泣いているのはいつも私ばかりだけれど、このときだけは彼も泣いていて、愛おしくて、愛おしくて愛おしくて抱きしめるような瞳をしていたから、私も愛おしくて愛おしくて、愛おしくて仕方がなくなった。
彼のやわらかい声が、私の耳を撫でるから、ま

もっとみる

きみのために可愛くなりたいけどほんとにお金ないし自分のためよりきみにお金使いたいと思っちゃうから永遠にかわいくなれない私

あの時の「一緒に死のう」って言葉が何度も頭をよぎってる

愛してるってさ、わかんないよ

2022-01-28

   私ずっと彼に生きるの手伝っててもらってたんだった
   よく考えてみたら、私は彼がいないとお風呂に入ることもできない。朝起きることも、歯を磨くことも。

 私の生活の軸は彼だ。
 彼のツイートの通知がくる。「今日は22時から」。私はそれを見てやっと、彼の配信に間に合うようにお風呂に入って歯を磨く。
かわいい、かっこいい、イケメン、すき、愛してる、少ない語彙が私の口から

もっとみる

君は夢なんかじゃないよ!!!
だって、私は眠り姫には絶対になれないの!!!!

君の記憶になりたかっただけなんです

心中

 アンコール、彼が飛んだ。気づいたら、私は死にたくなっていた。彼の身体が宙に浮く。ぷつんと周りの音が途切れる。光は彼の方だけを向いていた。私はそれをみて、なぜかすごく死にたくなって、私がずっとやりたかったことを今目の前で彼がやってくれているように思えてきて、気がついたら私は彼と一緒に飛んでいた。彼と私はあの瞬間つながっていたんだと思う。

 「一緒に死のうぜ!!!」
 彼が勢い任せに言ったその言葉

もっとみる

共鳴

音程なんてどうでもいい、リズムなんてどうでもいい、彼がそこに立って一生懸命伝えようとしていること、表現しようとしていることが愛おしくて、彼は輝いていて、嬉しそうで、本当に楽しそうで。
彼が笑って、私が笑って、彼が泣いて、私が泣いて、彼が泣いて、私は笑って、私も泣いて、彼が笑って
ずっとこうしていたいね、すき

推し、燃ゆ を読んだ。

推し、燃ゆ を読んだ。

2021-10-14

 全身にビリリと衝動が走った。
 ライブのあの振動、汗、反響する声、やけに大きいバンドの音、ペンライトの鮮やかさ、声、声、笑顔、片方だけ上がる口角、ふざけたじゃれ合い、ジャンプして飛び散る汗、張り付く前髪、血管、毛、スポットライトで余計白い肌、細い指、汗、銀歯、笑顔、笑顔、えがお、ぜんぶ思い出した。
 彼。
 愛おしくて守りたくて最強の可愛い。

 今朝、駅のトイレで手の甲

もっとみる