【雑感】弱い組織が顕著になる時代
<おじさんDX Vol 648>
個人的に「弱い組織がより顕著になる時代が来る」と感じています。長時間労働や人手不足の環境を経験してきた私としては、それまでの働き方を変えたこともあって、随分遠回りしたとも感じています。
特に感じているのは、人手不足よりも「人材不足」
この人材不足というのは、企業の教育体制の弱さでもあります。
とは言え、まずは人手を確保しないと始まらないのが現実課題になっている様子ですが、実感として人手不足を肯定する言い訳としての少数精鋭は、もろいものです。
大企業は、この状況を打破しようと躍起になって「給与増額」「週休3日制」「各種福利厚生の改善」を行っていますが、日本の会社の大部分を占める中小企業となるとどうでしょう。
✅狭い範囲で見た雑感
大企業だけでなくこうした改善策に対し、現実的に原資が必要になります。原資確保のために彼是と対策を行うでしょう。
しかし、誤った拡大路線を実行すると失敗する可能性が高いのです。
基礎が出来ていないところに立派な建屋を立てても傾くのと同じです。
中小企業がなぜ中小企業なのか...。
誤解なきようお願いしたいのですが、企業規模の大小が優劣ではありません。それでも大企業になればなるほど原資確保の仕組みが出来ているのではないでしょうか。
ですから、中小企業が人手を確保しようと大企業並みの待遇に対抗するのは、至難の業です。むしろ同質であれば人材流出が始まると推測しています。
同質の競争をすると「人は確保できず」「教育もできず」おのずと中小企業は中小企業のままです。ざっくり言うと、人口減が確実な未来なのですから、これから先となると企業規模格差は、より顕著になるでしょう。
大企業も中小企業も経験した身からすると、隣の芝生は青く見えるのが実情です。各種求人情報を見ても、その数値の差は歴然ですが数値の高さだけではわからないコトが多いです。
✅企業説明会にて
とある集まりにて企業説明会がありました。
各企業は、ここぞとばかりに新卒者を対象に自社アピールをしていますが、ちょっと違和感が…。
大きな声では言えませんが、そもそもこうした説明会を実施するのはどうしてでしょう。
事業拡大、新規事業という名目こそあれ、想定外の離職者が発生しているからであり、採用活動に苦慮しているからではないでしょうか。
実際採用活動には、多くのコストがかけられています。
どこかの記事でも触れたことがありますが、「活人」という観点がないと、採用して離職しての繰り返しになります。
これって...無駄ではありませんか。
まぁ...凡人の雑感なので、とるに足らない記事ですね😁
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