自動車のEV化普及は可能なのか❓の話
<おじさんDX Vol142>
自動車のEV化は可能なのでしょうけど、イマイチピンと来ない私です😂
すでに巷でEVが、走行している光景を見掛けますが、ハイブリッド車と比べて、まだまだ珍しい部類なのが現実です。
こうした環境に易しいとされている車の普及促進は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする脱炭素社会「カーボンニュートラル」が宣言されていることによります。
自動車メーカーは、2030年半ばまでに、化石燃料を主体とした自動車の新車販売をやめ、EVにシフトしていく。とありますが、諸説ある中で私が個人的に思う事は「入れ替えた車はどうする?」という疑問です。
以下、個人的な見解になります。
✅<現状の自動車保有台数>
令和3年5月末現在:82,279,673台
私達が、普段使用する普通車、小型車、軽自動車でも約6200万台あります。
ちなみに、これは登録台数なので、市場に流通する中古車や新車の在庫車両は、カウントに入らないと思われます。
主に自動車メーカーの記事によると
「2030年半ば以降に新車販売可能な車両」
EV(電気自動車)
HV(エンジン+モーター)
水素車など
✅<現状の新車販売台数、中古車販売台数>
おおよその数字になりますが、1ヶ月での新車販売台数 約30万台。中古車販売台数 約60万台が最近の推移です。
月によってばらつきはありますが、3月の決算時以外は、ほぼ90万台/月前後となりますので、ザックリと計算すると年間1200万台、自動車が登録されています。
※HVやEVも中に含まれていますので、一概には言えませんが、今から全車両を入れ替えても7年くらいは、かかる計算です。
✅<既存の車両はどうなるか>
2030年半ばより新車で純粋な化石燃料車が、販売されなくなりますので、新車購入時に徐々にHVやEVにシフトしていくと思います。
化石燃料車であっても中古車ならば販売可能と思われます。
既存車両はもちろん使用可能です。
✅<自動車の耐用年数>
新車の普通自動車の法定耐用年数は6年、軽自動車は4年と言われています。これはあくまでも法定の耐用年数です。
その昔は、10年10万キロと言われていましたが、性能が向上した現在では、途中に修理や消耗品の交換が必要になる場合はありますが、20年以上耐用年数があると経験上考えられます。
すると、化石燃料車が少なくなっていくのは、耐用年数のみを考えると、2040年頃になる可能性も考えられるのです。
✅<まだ走れる車が廃車になる>
現実で見てきた経験からですが、車両を中古市場に流通させない場合は、廃車や輸出されるのです。解体屋等に行った事のある経験がある方なら、10万キロ以内どころか3万キロ程度の低走行車両でも廃車にされている車両があります。(エコカー減税の影響)
ガソリン車やディーゼル車が、新車販売禁止になり中古市場でも買い手がつかない場合は、商品価値が大きく下がります。
こうなった時に市場にある在庫車両は、どうなるのでしょうか。
✅<自動車のリサイクル率は99%。>
リサイクル率99%なのだから「どんどん廃車にして新車を作れば問題が無い」と思われるかも知れません。
ただしEVの製造には、一時的にCO2の排出量が、ガソリン車に比較して2倍になるという見解もあります。
✅<それでもEVの方が、環境にやさしい>
化石燃料車にしてもEVにしても、製造時にCO2は出ます。EVが有利なのは、走行に電気を使用するので、化石燃料を使用せずに走行しなくて良いのが、環境に易しいとされています。
車両製造時に使用する電力を化石燃料以外を使用すれば、更に環境に易しいといえます。
素人の私は、よく分かっていないのですが、過剰に新車生産をすれば元も子もなく、ガソリンスタンドはさらに減少し、化石燃料車からEVへの買い替えを税制などで促進されるのでしょうね...。
更に大型トラックなどは、どうするのでしょうか。運送業者が車両の入れ替えと言っても、そう簡単な問題ではないような気がします。
友人で非常に燃費の悪いビンテージカーを所有している人に言わせると、「燃費が悪い車でも、年間の走行距離は1000キロ程度なので、環境に悪いとは言えない」と思うとの事でした。
ところで、日本の電力は、何で作られているのでしょうか。
たしか...化石燃料を燃やしていたような...。
この課題は、一部ではなくトータルで考えて行く必要がありますね。
そう思うおじさんでした。
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