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金熊賞全部みる

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ベルリン国際映画祭の最高賞・金熊賞の論評です。
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#映画レビュー

アディナ・ピンティリエ監督『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』…

<作品情報> <作品評価> 45点(100点満点) オススメ度 ★☆☆☆☆ <短評> おいしい水 こ…

ファティ・アキン監督『愛より強く』激しい愛をめぐるラブストーリー

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> おいしい水 ド…

カリン・ペーター・ネッツアー監督『私の、息子』風変わりなルーマニア映画

<作品情報> <作品評価> 85点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 原…

ヤスミラ・ジュバニッチ監督『サラエボの花』ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争が残した傷…

<作品情報> <作品評価> 75点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 大…

ピエル・パオロ・パゾリーニ監督『カンタベリー物語』ブラックユーモア満載の奇想天外…

<作品情報> <作品評価> 60点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> おいしい水 『…

ナダヴ・ラピド監督『シノニムズ』彷徨う移民男性

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 吉原 隣の芝は…

アルネ・マットソン監督『春の悶え』スウェーデンの隠れた名作

<作品情報> <作品評価> 60点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 北林 都会っ子のイェーランは、伯父の農園に一夏を過ごしに泊まっています。そこに、近所の17歳の娘シャスティンと出会います。イェーランはかわいいシャスティンに「男らしいところを見せてやる!」と意気込んで、伯父の農園を手伝います。しかし、イェーランは重たいものを持てず、シャスティンの力も借りて、運ぶ始末。私は主人公のそのちょっと情けない感じが、すごく共感しましたし、友達になりたいとまで

チャン・イーモウ監督『紅いコーリャン』情熱的な紅が印象的な中国映画

<作品情報> <作品評価> 65点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 上村 とにかく…

アン・リー監督『ウェデング・バンケット』ゲイとしての生き方、そして父親

<作品情報> <作品評価> 75点(100点満点) オススメ度 ★★★★☆ <短評> 上村 ゲイカッ…

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督『ベロニカ・フォスのあこがれ』忘れ去られ…

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> 上村 ファスビ…

ポール・グリーングラス監督『ブラディ・サンデー』実際の事件をドキュメンタリックに…

<作品情報> <作品評価> 80点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 上村 素晴らし…

ミロス・フォアマン監督『ラリー・フリント』ポルノ業界の王者を描いた実録ドラマ

<作品情報> <作品評価> 80点(100点満点) オススメ度 ★★★★☆ <短評> 上村 生涯ベス…

ジョゼ・パジーリャ監督『エリート・スクワッド』ブラジルの社会派アクション

<作品情報> <作品評価> 50点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 上村 「これが…

アンドレ・カイヤット監督『裁きは終りぬ』陪審員ものの金字塔!

<作品情報> <作品評価> 80点(100点満点) オススメ度 ★★★★☆ <短評> 上村 優れた作品でした。とにかく隙がない。陪審員たちの物語として一番連想されるのはやはり『十二人の怒れる男』でありますが、それに先んじてこんな素晴らしい作品があったなんて。 映像的な工夫がしっかりされています。転換や撮影が優れており、印象に残るシーンがありました。テンポも早く、一切飽きさせることなく物語を転がしていくのが素晴らしいです。 人が人を裁くということ、そして安楽死は許され