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金熊賞全部みる

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ベルリン国際映画祭の最高賞・金熊賞の論評です。
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記事一覧

アン・リー監督『いつか晴れた日に』格調高い恋愛ドラマ

<作品情報> <作品評価> 75点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 イ…

今井正監督『武士道残酷物語』残酷極まる人間の業

<作品情報> <作品評価> 75点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 今…

コスタ=ガヴラス監督『ミュージックボックス』浮かび上がる衝撃の事実

<作品情報> <作品評価> 85点(100点満点) オススメ度 ★★★★☆ <短評> おいしい水 『…

アディナ・ピンティリエ監督『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』…

<作品情報> <作品評価> 45点(100点満点) オススメ度 ★☆☆☆☆ <短評> おいしい水 こ…

ファティ・アキン監督『愛より強く』激しい愛をめぐるラブストーリー

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> おいしい水 ド…

ディアオ・イーナン監督『薄氷の殺人』ビビッドな中国ノワール

<作品情報> <作品評価> 85点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 好…

カリン・ペーター・ネッツアー監督『私の、息子』風変わりなルーマニア映画

<作品情報> <作品評価> 85点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 原題「Child's Pose(胎児の姿勢)」が示すのは公式サイトによると「子どもが母親の胎内で丸まっている姿勢。親が子を育む愛情が、実は子どもを窒息させていること、親が子供の人格形成に傷跡をあたえているという、現代社会の抱える普遍的なテーマ」を示しているそうです。 ベルリン映画祭ってやっぱり独特ですよね。これも『タッチ・ミー・ノット』や『心と体と』のように面白いか、と

ヤスミラ・ジュバニッチ監督『サラエボの花』ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争が残した傷…

<作品情報> <作品評価> 75点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 大…

ピエル・パオロ・パゾリーニ監督『カンタベリー物語』ブラックユーモア満載の奇想天外…

<作品情報> <作品評価> 60点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> おいしい水 『…

ナダヴ・ラピド監督『シノニムズ』彷徨う移民男性

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 吉原 隣の芝は…

アルネ・マットソン監督『春の悶え』スウェーデンの隠れた名作

<作品情報> <作品評価> 60点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 北林 都会っ子…

チャン・イーモウ監督『紅いコーリャン』情熱的な紅が印象的な中国映画

<作品情報> <作品評価> 65点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 上村 とにかく…

アン・リー監督『ウェデング・バンケット』ゲイとしての生き方、そして父親

<作品情報> <作品評価> 75点(100点満点) オススメ度 ★★★★☆ <短評> 上村 ゲイカッ…

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督『ベロニカ・フォスのあこがれ』忘れ去られた女優のすべて

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> 上村 ファスビンダー作品はこれが初めてです。故にちょっとついていけないところもありましたが、白黒の画面が美しく、独特な演出もよかったです。 戦前に大女優だったベロニカ・フォス、彼女の辿る数奇な運命をたまたま会った記者の視点で描いています。 『サンセット大通り』を引き合いに出す方が多いようですが、まさにドイツ版『サンセット大通り』。過去の栄光にしがみつく女優を危なっかしく描いています