マガジンのカバー画像

パルム・ドール全部みる

35
カンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールの受賞作品の論評です。
運営しているクリエイター

#映画レビュー

デヴィッド・リーン監督『逢びき』儚い不倫の恋

<作品情報> <作品評価> 90点(100点満点) オススメ度 ★★★★☆ <短評> おいしい水 不…

ロベルト・ロッセリーニ監督『無防備都市』ネオ・レアリズモの記念碑的反戦ドラマ

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 共…

アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督『恐怖の報酬』スリル満点!運搬スリラー

<作品情報> <作品評価> 75点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 前…

コスタ=ガヴラス監督『ミッシング』緊迫の社会派スリラー

<作品情報> <作品評価> 80点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 素…

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督『ブンミおじさんの森』森で起こった奇妙な出来…

<作品情報> <作品評価> 55点(100点満点) オススメ度 ★☆☆☆☆ <短評> おいしい水 ど…

リュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ監督『ロゼッタ』底辺で生きる少女の苦しみ

<作品情報> <作品評価> 60点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 「…

ウィリアム・ワイラー監督『友情ある説得』端正な宗教ドラマ

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 敬虔なクェーカー教徒の家族は南北戦争の最中、教義に反して戦いに参加するか揺れていく。 奥さんが司祭って珍しいと思ったのですが、クェーカー教では人種や性別は全て平等という教えらしいです。しかし黒人を馬の世話係で使ってるじゃんと思ったけど途中で南部から逃げた奴隷だということが分かります。 奴隷制度は不当という主張はするものの殺生はできない、でも南軍は迫っている、さてどうする

デヴィッド・リンチ監督『ワイルド・アット・ハート』変人だらけのロードムービー

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> おいしい水 デ…

ボブ・フォッシー監督『オール・ザット・ジャズ』めくるめく自伝的名作

<作品情報> <作品評価> 60点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> おいしい水 自…

衣笠貞之助監督『地獄門』色彩豊かな時代劇

<作品情報> <作品評価> 55点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> おいしい水 一…

黒澤明監督『影武者』アメリカでも評判を呼んだ戦国巨編

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 う…

ジュスティーヌ・トリエ監督『落下の解剖学』作家は夫を殺したか?

<作品情報> <作品評価> 75点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 上村 いやー、…

エミール・クリトリッツァ監督『パパは、出張中!』ダークな社会風刺劇

<作品情報> <作品評価> 80点(100点満点) オススメ度 ★★★★☆ <短評> 上村 主人公の…

ローラン・カンテ監督『パリ20区、僕たちのクラス』フランスのリアルな教育現場

<作品情報> <作品評価> 50点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> 上村 まるでドキュメンタリーのように自然で緊張感があります。アメリカ以上に人種の坩堝であるフランスという国を象徴する作品と言えるでしょう。 職員会議にクラス代表として生徒が参加していたり、先生同士が激しく議論するというようなのはさすが民主国家フランスだなという感じです。 ただそれが必ずしもいい方向に行くとは限らないんですよね。それは後半の展開で明白でしょう。 あとフランス語をやって