標準語を話し始める友人と関西弁にこだわる僕の話【断想】
標準語では極力話さないようにしている。
東京でしばらく過ごした際にも、特段意識していたわけでもないが、決して標準語を使うことはなく頑なに関西弁で話し続け、周囲に関西弁を伝染して得意げに帰ってきたのを憶えている。
ところが皆が皆僕のように方言にこだわるかといえばそうでもないように思う。
大学生になると、関西の大学に通っているというのに、高校の友人の数人が標準語を話すようになっていったのには驚いた。どうやら様々な地方から来る人がいたり、異年齢との付き合いが多くなったりする