教室の入り口は、僕にとってSASUKEだった。
学生時代のバカ話を、久々に晒そうと思います。
僕のnoteを見てくださっている方ならご存知かと思いますが、僕はSASUKEへの出場を夢見ています。
会社でSASUKEが好きと話すと「あれ、今もやってるんだ」とか、「今は何月にやってるの?」って聞かれることが多い。
昔は観てたけど、今は知らないって人が多いんですよね。
そう、昔はもっとみんなSASUKEを観てたんですよ。
それこそ、僕が小学生から中学生の頃はめちゃくちゃ人気があった。
観とかないと、次の日学校で会話に入れないくらいに。
僕も、その時期にSASUKEに魅せられて。
中学生ぐらいの時は学校をステージに見立てて荒らし回り、めっちゃ怒られてました。
学校の中にある石垣を、そり立つ壁に見立てて登ったり。
非常階段の壁面を使ってスパイダーウォーク風に移動したり。
図書室の返却BOXを跳び箱にして跳んで、跳び過ぎて背中で蛍光灯割ったり。
書き出したら分かるけど、そりゃ怒られるよね。
果ては、同級生カップルが良い感じにイチャついてる夕方の教室の入り口にぶら下がり、パイプスライダーの着地の練習をしていました。
僕は闇夜にひとりぼっちでしたが、カップルはふたりぼっちでした。一青窈。
まあ、そんなこんなで。
同級生が色恋沙汰に突入しても、僕の頭の中はSASUKEでいっぱいで。
普通の人からしたら青春の象徴である教室の入り口は、僕からしたらパイプスライダーの出口だったわけです。
その後、僕もちょっと遅れましたが恋愛したり、部活やったりと人並みの青春をしましたが。
30代に入った今、再び真剣にSASUKEと向き合っているというのは不思議な因果を感じますね。
今になると、あの頃の自分に言ってやりたい。
好きなものがあることは、何も恥ずかしいことじゃない。
周りはみんな恋だの勉強だのに忙しくて、君はちょっと自分が浮いてるように感じるかもしれないけど。そんなの気にしなくて良い。
どうせ、お前は30過ぎても同じことをやっている。
だから、好きなものを好きでいて良いんだよ。
一青窈にはじまり、槇原敬之に終わる。
それが人生なのかもしれない。
何言ってんだろう僕は。