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明らかになる過去。「海のはじまり」第6話感想

いよいよ、物語も佳境。

夏休みを利用して、月岡夏(目黒蓮)が南雲家で海(泉谷星奈)、朱音(大竹しのぶ)、翔平(利重剛)と一緒に過ごす1週間が始まった。最初に迎えた朝、目が覚めると目の前にすやすやと眠る海がいて、びっくりして飛び起きる夏。「起きてねー」と翔平が顔をのぞかせ、南雲家に来ていたことを思い出す。ようやく海も、もぞもぞと目を覚ます。
朝食後、自信満々に髪を結おうかとたずねる夏に「やって!」と喜ぶ海。百瀬弥生(有村架純)に教えてもらった三つ編みを実践しようする夏だが、海に「編み込みがいい!」と言われてしまう。やり方がわからず困る夏。三つ編みだけ練習してきたという夏のことを朱音はクスクスと笑う。
その後、夏と海はかつて海と水季(古川琴音)が暮らしていたアパートへ向かう。すでに部屋は引き払われているのだが、大家さんの計らいで部屋の中に入れてもらえることに。2人で住むには狭い殺風景なワンルームを見渡し、夏は、水季と海が2人で暮らしていた生活に思いをはせ…。

https://www.fujitv.co.jp/uminohajimari/story/story06.html


今回、ついに水季(古川琴音)と海(泉谷星奈)が過ごした日々の一端が明らかに。

なんか、画が綺麗な回でしたね。
海の近くのアパート、小学校、図書館。
どれもノスタルジックで、夏と海が走ったり、歩く姿はどれも一枚の絵になりそうな美しさでした。

津野(池松壮亮)は少し夏(目黒蓮)に心を開くのかと思いましたけど、やっぱりそう簡単にはいかないか。
まだしっかりとは描かれていないですけど、津野くんと水季、海ちゃんの関係性を考えると津野くんのあの態度も良く分かる。
彼からすると、水季と海ちゃんと深い関係性を築いてきたのに、血の繋がりで突如現れた夏が入ってきた感じですからね。
自分で結んだ三つ編みが解かれたのを見て、夏くんは何を思ったのでしょう。

そして、水季が出産を決意したのは実は弥生(有村架純)の書いた文章を読んだことがきっかけだった。
なんか、この感じは「silent」っていうより「いちばんすきな花」って感じですね。でも、ちょっとウルっときちゃいました。

朱音(大竹しのぶ)と水季の会話、憎まれ口を叩き合いながらも親子って感じがして好きです。この後、辛い展開が待っているのが分かるのはしんどうなあ。
考えてみると、このドラマって夏が海との関係を深めていく様子と水季が死に向かっていく様子が平行で描かれているんですよね。見ごたえあるけど、結構重いドラマだよなあ。

幸せそうな様子の夏と弥生ですが、お互いもうひと葛藤ぐらいはあるんでしょうね。
物語の性格上ハッピーエンドにはなるんでしょうけど、あんまり辛い展開にならないといいな。

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