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え、私の元カレクソ過ぎ…?「海のはじまり」第4話感想

同情の余地がなさすぎるぜ!

STORY:
月岡夏(目黒蓮)は、母である南雲水季(古川琴音)が亡くなった後も元気に振る舞う海(泉谷星奈)を心配し、「元気なふりをしなくていいよ」と悲しみの感情を吐き出させる。感情があふれ出し、夏にしがみついて泣き続ける海と、そんな海を初めて抱きしめながら、静かに涙を流す夏。百瀬弥生(有村架純)は、ただそんな二人を見守ることしかできなかった。
海岸へ遊びに来た夏と海。そこで海は、夏に「パパやらなくていいよ」と告げる。「でも、いなくならないで」と。海の本音を聞いた夏は「水季の代わりにはなれないけど、一緒にはいれる」と答える。二人の様子を遠くから眺めていた朱音(大竹しのぶ)と翔平(利重剛)は、亡き娘に思いを馳せ、「水季が生きていてくれたらな…」と涙ぐむ。
その後、夏は弥生のマンションへ。そこで夏は、海となるべく一緒にいることに決めたと告げる。それに対し、弥生は、海の父親になることにしたのかと夏に迫る。結論を出させようとする弥生に夏はいら立ちを感じてしまう。なぜ彼女が焦っているのか、分からずにいる夏に対して、弥生は自分の過去の出来事を話そうとするが…。

https://www.fujitv.co.jp/uminohajimari/story/story04.html

第4話の一番のポイントは、弥生(有村架純)の過去とそれを夏(目黒蓮)に打ち明けたこと。

正直、回想シーンに出てきた弥生の元カレがあまりにもクソ野郎過ぎて笑ってしまいました。笑
あんな奴が世の中にいるのか?あんな奴でもイケメンなら有村架純と付き合えるのか?という訳の分からない妬み嫉みが生まれました。あんな奴のどこが良かったんだよ!

妊娠した弥生に対して「ちゃんと順序を守って家族になろうよ」という究極のお前が言うな発言を放ち、中絶することに対して「良い選択だと思うよ」という謎の上から目線。

弥生に出産するという選択肢を全く与えない。
あの無惨様でも下限の鬼の言うことをもうちょっと聞いてたぞ。

彼氏がクソ過ぎて目立たなくなっていますが、弥生の母もまあまあヤバいやつです。
ああいう状況になったら大抵の親ってブチギレるかめっちゃ優しくなるかだと思うんですけど…「私無理だから」という切り捨て発言でしたからね。

回想シーンを見ていると、弥生はこれまで周囲の人に話を聞いてもらえなかったんでしょうけど…それにしたって、さすがにもうちょっとキレても良いんじゃないのか。

まあでも、そんな彼女にとって話を聞いてくれて、一緒に悩んで考えてくれる夏の存在はとても大きいんでしょうね。
だからこそ、夏に対しては『海の母親になりたい』という気持ちをぶつけることができている訳だし。

過去を告白し、夏と弥生の絆はより強固なものに。
そして、朱音(大竹しのぶ)も弥生を理解し始めている。
良い流れにはなってきてますけど、またふた悶着ぐらいはくるんだろうなあ。
津野くん(池松壮亮)とか、まだ本筋に絡んできてないしね。

相変わらず丁寧に心情描写を行なっている本作ですが、個人的には正直ちょっと飽きてきました。

登場人物に基本善良な人しかいなくて、淡々と日常を描いていくというのは非常に「silent」と似ているんですけども。
「silent」と比べてストーリーが重くて身近感が少ない分、ちょっと展開が少ないのがしんどくなってきちゃって。

先が気になるので来週以降も見るんですけど、ちょっとメリハリつけてほしいなぁ。

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